子供たちの夏休みを控えて、文部科学省は16日、インターネット上で南極探検などを仮想体験するゲーム「南極ワンダー」を公開した。人気を集めた「深海ワンダー」の続編。昭和基地の観測隊員から話を聞いて、自然や観測活動を学べる内容となっている。 制作には国立極地研究所が協力した。ペンギン型ロボットと一緒に南極大陸をめぐり、観測隊員に協力していろいろな種類のペンギンを見つけたり、雪上車で南極点を目指したりする。 ゲームをクリアするごとに、生き物、隕石(いんせき)などを写真付きで説明したカードが集まるという設定だ。文科省は実物のカードを贈る企画も用意。担当者は「南極に興味を持ち、観測活動を知ってもらいたい」と話している。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕東京ゲームショウ・コンパニオン ・ 〔ITトレンド〕マイクロソフト米本社訪問=予想以上に大きかったMS本社 ・ 「ドラクエ9」出足好調=