1923年(大正12年)9月1日の関東大震災の際に起こった朝鮮人虐殺事件(間違われて殺害されたなかには中国人、日本人もいました)に関するトンデモ本が発売されたようですね。 次なるターゲットは関東大震災時の朝鮮人虐殺? - Apeman’s diary daily report from mt.olive 以前に買った「http://www.shogakukan.co.jp/nrekishi/」シリーズの14巻『「いのち」と帝国日本(著)小松裕』に、日本映画の巨匠の1人、黒澤明氏が自伝書『蝦蟇の油 ― 自伝のようなもの』のなかで関東大震災後に、自警団に駆り出されたことを回想している記述が紹介されていたことを思い出したので文字起こししてみました。 黒澤明と威錫憲 当時一四歳であった黒澤明少年の父は、長いひげをはやしているというだけで、朝鮮人に間違われ、長い棒を持った人たちに取り囲まれたという。