『おおきく振りかぶって』(おおきくふりかぶって)は、ひぐちアサによる日本の漫画、及びそれを原作としたテレビアニメ作品、ゲーム作品。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて2003年11月号より連載中。テレビアニメは2007年4月よりTBS・毎日放送ほかで放送された[1]。また、2010年4月から6月まで第2期が放送された。 野球漫画に革命をもたらしたと評される作品である[2]。スポーツマンガであるが「スポ根」要素は全くない[2]。主人公の投手が「弱気で卑屈な性格」という、野球漫画として異例の性格造形となっている[2]。従来のスポーツマンガにはない繊細な心理描写や日常の細やかな描写が高く評価され、多くの賞を受賞した[2]。2006年、第10回手塚治虫文化賞「新生賞」受賞。審査員からは、新入生ばかり10人の無名の野球部が甲子園を目指すという王道を受け継ぐ筋書きながら、斬新な表現方法により「全く新しい