この記事は、映画「スティーブ・ジョブズ 1995~失われたインタビュー~」特別映像で、スティーブ・ジョブズが話していることの全文書き起こしです。 1995年(当時40歳の)スティーブ・ジョブズが語る素晴らしいプロダクトを生み出すマジックは必見です。 【インタビュアー】 それはともかく、AppleⅡは驚異的な成功を収めたね。アップル社は瞬く間に成長し、株式公開を経て君らは富を得た。 『大富豪の気分は?』 【スティーブ・ジョブズ】 興味深い体験だったよ。 23歳で資産は100万ドル以上あり、24歳になると1000万ドル、25歳で1億ドルを超えた。 でも、お金が目的じゃないから重要とは思わなかった。確かに資金があれば、可能性が広がる。短期間に儲けが出ない事業にも投資できたりね。 だが、あの時の私にとって、一番大切なのは会社であり、人や自社の製品だった。製品を使うことで、人々が何をできるかとかね。