家具の「IKEA」とアパレルの「H&M」は、どちらもスウェーデンが発祥の地だ。両者は「シンプルな機能美」という点で共通している。 同じくスウェーデンから昨年5月に誕生した「Tictail」はECサイトを開設・運営するためのプラットフォーム。IKEAやH&Mと同じく、その「シンプルな機能美」が高く評価され、特に「スモールビジネス」のオーナーたちに愛用されている。 現時点では、スウェーデン語と英語にしか対応していないが、Tictailを使ってオープンしているECサイトの数は1万8000を超え、その国籍も110カ国に及ぶ。 「おしゃれなECサイトを簡単に作成できる」ことを売りにしたeコマース用プラットフォームは世の中に数あるが、Tictailが短期間でユーザーに愛されるようになった要因はどこにあるのだろう?Tictail誕生のきっかけは「母との会話」 Tictailの創設者Carl Waldek