我が映画旋律 << 画=音 >>をテーマにして制作。サウンドトラックにはみだした映像がそのまま音となる。<画は音>であり、<音は画>である。機織りの筬が、お寺の塀が、金網のほつれが、ホテイアオイが、星の砂が、メロディーを奏でる。初めて耳にする映像そのものの音。古典的な映画のメカニズムから生み出した、究極の映像表現。それが<映画旋律>である。 映画の映されない部分をあぶりだす為に、X線で撮影したオリジナルな映像に加え、サイレントフレームの35ミリ・ムービーカメラを有効に利用。映画の構造をダイレクトにヴィジュアル化した。 (奥山順市) The Trains 映像で音楽を奏でる試み。通り過ぎる山手線。これが基本のワンショット。通過するごとにその車両は短くなり。ついには輪切り状になった車両がビュンビュンと走る。走行音は拍子を刻み、音階を奏で、複雑化して合唱を始める! unconscious 雨の日