公開中の映画「STAND BY ME ドラえもん」ご覧になりましたか? 子供から大人まで幅広い観客を集め大ヒットしているようですが、その勝因は藤子・F・不二雄さんの残した短編の名作をつないだ構成でしょう。それぞれは10ページほど。ムダのない話運び、シンプルで奥深いセリフ。笑えるオチは教訓くさくなく、感動のオチは上品な余韻を残す。子供にもおなじみ、そして大人には懐かしいあのお話が最新の3DCGで楽しめる、というワケです。 脚本を担当した山崎貴監督(八木竜一さんと共同)にその狙いをうかがったところ、一つは「異世界に乗り込んでの大冒険、という毎春の長編と差別化を図るため」、もう一つは「ずっとアニメが続いていて当たり前のように感じている『ドラえもんのいる日常』が、どれだけ楽しいものか子供たちに再発見してほしい。大人には、ドラえもんという大切な友達がいた子供時代を思い出してほしい」とのことでした。
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