書籍と歴史に関するprivate_John-Doeのブックマーク (2)

  • 慶応2年から平成27年までのベストセラーをリストにしてみた 読書猿Classic: between / beyond readers

    我々の時間についての遠近感は、時としてとんでもなく歪むが、それに気付く機会があまりない。 だから、何か一つの事項について年表をつくると、背筋が伸びるかのように、縮んでいた時間感覚を修正できる。 自分の経験だと、自分が生まれる前の、近現代あたりが、かなりアバウトにいっしょくたにされていることが多い。サルトルの『嘔吐』がベストセラーになるのはもっとずっと後のように思っていたが、実際は1946年である。 これは周りに質問してみるといい。世代によっては「70年代あたり」に「サルトルがブームだった」となってたりするので、自分と違う世代の人と質問し合うとおもしろい。 ベストセラーの悪口をいうにしても、ファクトを整理しといた方がいいと思って作った私物くさいリストであるが、いろいろツッコミどころや「発見」のしどころがあると思うので公開してみる。 現在に近づくほど、これまた私見だが、ベストセラーとして並ぶ

    慶応2年から平成27年までのベストセラーをリストにしてみた 読書猿Classic: between / beyond readers
  • 神保町系オタオタ日記

    三輪是法『近現代日における日蓮信仰』(法藏館、令和6年2月)は、500頁を超えるなのでつまみ読み中である。そうすると、第5章第3節「北一輝の信仰」に懐かしい霊術家永福寅造が出てきた。 平成22年の拙ブログ「古屋鉄石の孫弟子、北一輝 - 神保町系オタオタ日記」に、古屋鉄石の弟子で北一輝や弟の北昤吉と霊的交流があった霊術家として紹介した人物である。あらためて読むと、柳田國男も永福に会っていて驚きますね。その時に吉永さんからは、古屋が発行していた『精神新報』79号(明治44年夏)に永福が精神研究に従事していると報告していることや、84号(明治45年秋)に母親が亡くなったので帰郷するとある以降の続報はないとのコメントをいただいた。三輪氏も東京大学総合図書館所蔵の同誌から同じ内容を引用している。もしかしたら、拙ブログを参考にされたのかもしれない。 吉永さんは『精神新報』原を持っていたのかどうか

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