例えば、風来のシレンシリーズは、お話やグラフィックは地味ですが、ゲームのプロセスはダイナミックに展開していきます。なんとなくイメージが伝わりますでしょうか? ゲームを分類したり、評価したりする言葉はたくさんあります。簡単なゲームと難しいゲーム。1本道のゲームと、自由度の高いゲーム。ライトなゲームと、コアなゲーム。それぞれの言葉は、ゲームをやる人が感覚値として共通に持つ、なんらかのニュアンスを含んでいます。ガイドは常々、ゲームのプロセスがダイナミックに展開するものと、そうでないゲームがあるなあ、と思っていました。そしてこのダイナミックに展開するゲームと、そうでないゲームの持つニュアンスを表すのに適当な言葉がないなあ、とも思っていました。 ここでいうダイナミックな展開というのは、何もゲームの物語が盛り上がるとか、最後に大どんでんがえしがあるとか、そういう意味ではありません。ゲームプレイそのもの