政治団体『一水会』の元最高顧問である鈴木邦男さんは不思議な存在だ。愛国者を自認するのに「憲法は変えないほうがいい」と言って右翼から怒られ、「愛国心はあやしい」とまで言う。森友学園問題をきっかけに最近、クローズアップされている「愛国と教育」について、鈴木さんに聞いてみた。 国家が強くなるほどひとりひとりは弱くなる 50年ぐらい、愛国心に基づいた運動をやってきましたが、いいこともあったし素晴らしい人もいた。しかし同時に、でたらめなことをするのに愛国心に逃げ込んで、利用している人が残念ながらいるんですよ。 例えば愛妻家とか、愛犬家だというのはわかる。犬も奥さんも実際にいる。でも愛国心ってわからない。国が証明してくれるわけではないですから。「俺は愛国者だ」と言う人にはいい加減だなと思う人たちが多かったし、森友学園問題を見ていてもそう思う。 僕は純粋な意味での愛国心は必要だと思うんです。例えば、謙虚
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