あおぞら銀行グループとGMOインターネットが2017年度中の営業開始を予定しているインターネット専業銀行の勘定系システムに、米オラクルのパッケージを採用したことが、日経コンピュータの取材で2017年8月4日までに分かった。既にシステム構築に着手している。新銀行の業務やサービスに合わせ、必要なモジュールごとに導入できる柔軟性などを評価したとみられる。 オラクルフィナンシャルサービスソフトウェアの「FLEXCUBE」を使って、勘定系システムを構築する。FLEXCUBEはオープン環境で稼働するコアバンキングソフトで、世界シェアでトップを争う製品だ。2012年、3万人月を投じて日本市場向けの標準機能をリリースしている。 業務機能ごとにモジュール単位で導入できるのが特徴。例えば、「総勘定元帳」や「CIF(カスタマー・インフォメーション・ファイル)」といった基盤機能、預金業務であれば「普通預金」や「当
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