現在日本では、寿命が長くなるにつれて 約5人に1人が痴呆性の危険があると言われています。 健康なうちは、自分のこととしては なかなか考えにくいかもしれませんが、 ある程度の年齢に達したら万が一の場合にも 対処できるよう準備をしておくことが大切です。 ■成年後見制度とは? 痴呆などの精神的な障害によって 正常な判断ができなくなってしまった場合、 自分の代理人として財産や各種契約などについて 代行し不利益を被らないようにする制度です。 定年退職後すぐに考える必要はありませんが、 徐々に不安を感じるようになったら 後見人を選び契約を交わしておくとよいでしょう。