実はこのブログの中ではよく読まれている記事なのですが、ラテン語と聞いてもピンとこない方がほとんどだと思います。でも、ドイツ生まれであるにも関わらず、13歳にして初めてドイツ語を本格的に学ぶことになった私が留年もせず、アビトゥーアに合格し、ドイツの国立大学まで卒業し、更に今ではドイツ語通訳としてお仕事まで頂けるようになれたのは、ラテン語との出会いがあったからだと信じています。そんな経験談をシェアしようと思います。 ドイツ育ちなのにドイツ語ができない小学生時代 家庭も学校(日本人学校)でも日本語しか使わない環境で12歳まで育ちました。それでも、ドイツ語で自己紹介や簡単な日常会話はできたので、ギムナジウムに編入することが決まった時も楽観的だったのですが・・・想像以上に出来なさすぎて心が折れました(笑)問題がなかったのは発音だけで、一気にクラスの落ちこぼれになってしまいます。ドイツ語だけでも大大大