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ブックマーク / cpplover.blogspot.com (24)

  • ffmpegとlibavの背景事情

    ffmpegをインストールしようとしたら、なにやらちょうど一年前あたり、大規模なforkが起こったらしい。いまや、ffmpegとlibavに分裂している。forkは自由なソフトウェアではいたって普通の出来事だ。大抵の場合、開発者の間での意見の不一致により起こる自然な現象だ。自由なソフトウェアであれば、fork自体はそれほど悪いことではない。どちらも自由であるので、双方の開発者がIRCやMLで広角泡を飛ばしながら喧嘩しつつ、何事もなかったかのように相手のコードをこちらのコードベースにマージできる。なぜならば、どちらも自由なソフトウェアという共通点を持っているからだ。 しかし、ffmpegは、だいぶ巨大なソフトウェアだ。おそらく、現時点でこれ以上にでかい動画と音声のソフトウェアは、mplayerしかあるまい。mplayerはffmpegを包括しつつ、さらに変態的なことをしている。これについては

    punitan
    punitan 2012/03/27
  • バイトをはじめることにした

    そろそろ費にすら事欠くようになったのでバイトをすることにした。一日数時間の掃除だ。おそらく、C++の執筆にはさほど影響しないだろう。 結局、結果からいえば、当初の目論見であった、貯金の続くうちに、全力でC++を完成させるというのは、無理だったわけだ。やれやれ、最初から働きつつ執筆すべきだったのか。 C++は、ようやくオーバーロード演算子まで進んだ。といっても、途中のBasic Conceptsに当たる部分は飛ばしたし、コピーとムーブも飛ばした。コピーとムーブはどう書けばわかりやすくなるのか分からない。純粋なコア言語機能だけ説明してもわかりにくいし、かといって、プログラミングテクニックまで説明するのは書の範疇ではないように思う。コア言語に絞ってさえこの分量なのだから、最初の壮大な野望通り、標準ライブラリまで手を広げようと思ったら、いつまでかかるか分からない。 そもそも、一冊のまとま

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    punitan 2012/03/06
  • 本の虫: リチャード・ストールマンは常に正しかった

    Richard Stallman Was Right All Along 去年の年末頃、オバマ大統領はテロリストの容疑者を裁判や令状なしに拘束できる法に署名した。世界中で起こっている平和的なオキュパイ運動家は、権力者からテロリストだとレッテル貼りをされている。通信を監視するSOPAを成立させるような圧力もある。30年前、リチャード・ストールマンがGNUプロジェクトを立ち上げてからこのかた30年間、彼の極端な物の見方は、馬鹿げていてパラノイアじみていると嘲笑されたものだ。しかし、この2012年において、パラノイアだと思われていた予測が、現実のものになろうとしている。 ごく最近まで、リチャード・ストールマンを世間離れしたパラノイアの狂人だと一笑に付すことは簡単であった。まあ、いってみれば、奴は古臭いコンピューターヒッピーだ。地下室に引きこもって自分の世界に浸っているパソコンオタクだ。あのヒゲ、

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    punitan 2012/01/14
  • 本の虫: 2010年のジョークRFC:パケットに気分を表現するTCPオプション

    RFC 5841 - TCP Option to Denote Packet Mood 面白い部分だけを訳した。 概要 このドキュメントは、気分を表現する、新しいTCPオプションを提案するものである。 この文書について 文書は、インターネットの標準規格ではな、情報提供の目的を持って公開せられる。 説明 パケットというビット列は、気の遠くなるほどのハードウェア上のレイヤーをくぐり抜けて、世界中を駆け巡る。而して、パケットは、気分を有せざるなり。彼らはデータをひとつのシステムから他へ運ぶの目的によりて作られたるものにして、感ずる能わざるものなり。 さりながら、ある特殊の状況においては、気分という情報を付加して可なり。 例えば、いつまでたってもACKが返ってこず、再送を余儀なくされたとき、パケットは、「怒り」の気分情報を付加されべきものである。また、なんども再送が起こるの時は、それ「イライラ」

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    punitan 2010/04/20