※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 現在、「STAND BY ME ドラえもん2」が公開中だ。はじめに申し上げておくと、作品としてのクオリティーは決して低くない。実際に、Filmarksでは5点満点中3.7点、映画.comでは5点満点中3.4点と、まずまずの評価を得ている。 だが、本作は素直に感動するのが難しいほどのノイズに満ちた、「ドラえもん」という作品に対する作り手の姿勢にも疑問を持ってしまう問題作でもあった。具体的なモヤモヤしたポイント、問題がどこにあるのかを、以下に記していこう。 「STAND BY ME ドラえもん 2」予告2 ※以下、「STAND BY ME ドラえもん2」の結末を含むネタバレに触れている。鑑賞後にお読みいただきたい。 1:前作からの改善点はあるものの…… まず、本作の企画そのものは良かったと思う。原作の「おばあちゃんの思い出」(4巻収録)