どうやら環境関連の講義をやる必要がありそうです。 一人で全部担当するか、2,3人で分担になるか、完全にアラカルトになるかはともかく、どういった切り口でやるのがいいのか考え中。 典型的な公害としての銅山、有機水銀、カドミ、大気汚染、富栄養化、農薬その他の食品への混入といった地域に局所的に現れる問題。 ここら辺は日本では過去形で扱われているといっていい話題で資料を調べていけば何とかなりそう。 また、有害物質の種類や濃度と症状の関連性も明らかになっているし、有害物質の起源も特定しやすく化学としてはわりと確定的に話題に出しやすい。 食品への混入問題からさらに話が進んだのが、こういった従来型の化学物質による有害性よりもはるかに低濃度で影響がでるという、環境ホルモンやダイオキシン空騒ぎの経緯。 環境に排出された後に、地域にとどまらず、水循環などを通じて拡散して地球上に広く低濃度に存在する生分解性の乏し