イーロン・マスク氏が率いる米Neuralink(ニューラリンク)は現地時間9月19日、人間では初となる、脳インプラントの被験者募集を開始した。 同社の創業は2016年。脳インプラントと電子機器の接続による身体機能サポートや拡張を目指し、BCI(ブレイン・コンピュータ・インターフェース)を開発している。独自開発した 「N1」では、これまで動物実験を実施。2022年11月には、脳内インプラントを埋め込んだサルが、ディスプレイ操作を行う様子を公開している。 動物実験の進め方などを含め問題視する向きもあるが、23年5月には、米食品医薬品局(FDA)が人間での臨床試験を承認。今回、独立治験審査委員会と病院施設から、人間による臨床試験の募集開始に関する承認を得たとして、被験者の募集に至った。 N1は、直径1インチほどの大きさで、Bluetoothを搭載したワイヤレス型の脳インプラントだ。専用の手術ロボ
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