スウィング・フィーヴァー/ロッド・スチュワート・ウィズ・ジュールズ・ホランド 3月に13年ぶりの来日を果たすロッド・スチュワート。 21世紀に入ってから、甲状腺癌克服のため喉の手術を受け、以前のような激しいシャウトや高音を繰り出すことができなくなったこともあって、グレイト・アメリカン・ソングブック系のジャズ・スタンダードをはじめ、ロック・クラシックス、ソウル・クラシックスなど、さまざまなカヴァー・アルバムを連発し大当たりをとったロッドですが。 そうした路線にひと区切りをつけ、1970年代末からの長い付き合いになるキーボード・プレイヤー、ケヴィン・サヴィガーを共同プロデューサーに迎えたアルバム『タイム~時の旅人~』で改めてオリジナル曲中心の路線へと転じたのが2013年。以降、番外編的に英ロイヤル・フィルハーモニーとの共演企画盤なども間に挟みつつ、オリジナル路線を継続していたのだけれど。 今回