こんにちは、株式会社POLでエンジニアをしているミズノです。前回はフロントエンド の取り組みについてお伝えしました。今回はその続きで、レイヤードアーキテクチャと合わせて取り組んでいるのがAtomic Designの考え方です。その部分を紹介したいと思います。 課題我々のフロントエンド開発において、2つの大きな課題がありました。 1.影響範囲の調査コストが高い 当時コンポーネントを利用し各機能を表現していましたが、コンポーネントの利用範囲はアプリケーション全体であるため、改修が他のページで思わぬ影響をあたえることがありました。開発時に入念な影響範囲調査が行われていましたが、この工程は正直楽しいものではく、スタートアップで求められるスピード感が欠如していると感じていました。 2.コンポーネントの複雑化 コンポーネントの再利用は良い考えですが、扱いを誤るとコンポーネントの複雑化が起きます。例えば