学生の頃、主に中学の時はギターばかりいじっていたが、実は思いっきり壁にぶつかっていて、ギターでは世の中の強者には及ばない事をよく理解していた。 普通の人より少しは上手に弾ける、そんな程度だと分かっていた。 だけど音楽ってのが好きで、みんなと一緒に歌ったり弾いたりするのが心地よかったので、別にこのままで良いではないかと思っていた訳だ。 音楽で食っていけるほどの者ではないと自分で認識していたのだと思う。 あ~それなのに、 サッカーと音楽にどっぷりと、つかり放題だった自分の高校の成績では卒業後の就職も行き先はなく、函館から出ていく事を選択した。 そんな自分が東京へ行く時には、好きだった彼女もギターもなく3月末の寒い中、愛車の「おさと」さん(数年後友人の弟に身請けされていったバイク)と一緒にフェリーに乗り、青森から東京まで震えながら右手のアクセルを握り続けていたのを思い出す。 不景気も影響?? 勉