世界で人気を集める日本のアニメや漫画を無断でネット上に掲載する海賊版サイトの被害が深刻化する中、この3年間で海外に拠点を置くサイトの運営者など22人が現地の捜査当局に摘発されていたことが業界団体のまとめでわかりました。 日本のコンテンツの海賊版被害は推計2兆円に上るということで、団体では対策をさらに強化することにしています。 アニメや出版の会社などでつくる「CODA=コンテンツ海外流通促進機構」によりますと、「海賊版サイト」について国際的な対策を始めてからこれまでの3年間で、海外に拠点を置くサイトの運営者など22人が現地の捜査当局に摘発されたということです。 このうち中国では、アニメなどの海賊版サイトを運営したとして、ことし1月から先月にかけて江蘇省の公安局に運営者ら13人が逮捕されるなど、合わせて18人が摘発されています。 このほかはブラジルで、4人が摘発され、36の海賊版サイトが閉鎖に