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  • パパがしげみになった日 - いちばんべったこ

    ヨーケ・ファン・レーウェン作。 オランダ語で書かれた物語です。 作者は、オランダ生まれでベルギー在住。 ひょうきんな題名ですが、中身はとても深刻。 パパが戦争に行かなければならなくなり、主人公は一才の時に出ていきとなりの国に住むママの元へ一人で旅します。国境を越えなければならない時、お決まりの請負人に有り金全て巻き上げられ、暗闇で置いてきぼりになります。 それでも、幸運にもとなりの国に辿り着き、言葉の壁や取り調べを切り抜けてゆきます。 戦争をしている国の大人に読んでほしいなあ。

      パパがしげみになった日 - いちばんべったこ
    • 星々の舟 - いちばんべったこ

      村山由佳さん作。 『おいしいコーヒーのいれ方』のあとがきで、この本のことを書いておられたので、読んでみたいと思っていました。 やっと読めました。 かれんとショーリのように、兄妹なのに惹かれ合う暁と沙恵。 その家族たちの物語。 六つの章がそれぞれ、違う人の視点で描かれている。 まずは、暁。 次に、その末の妹美希。暁は先妻の、美希は後妻の子。 その次は、沙恵。 そして、一番上の兄、貢。 その次は、貢の娘の聡美。 最後は、4人の兄弟たちの父親、重之だ。 厳しすぎる父の不貞に反発し家を飛び出した暁が、義母志津子の死をきっかけに水島家に戻ってくるところから物語がはじまる。そして、沙恵と出会ってしまう。 美希は一人暮らしで、妻のある男との関係を続けている。 一番上で歳の離れた貢は家庭を持っているが、妻にも浮気相手にも心を癒されない。 偏屈な父重之と暮らしているのは沙恵だけ。 兄弟みんなが、父のために人

        星々の舟 - いちばんべったこ
      • 彼女たちのバックヤード - いちばんべったこ

        森埜こみちさん作。 詩織、璃子、千秋の中3の1年間の物語。 はじめて璃子の家に行ったとき、弟のゆうくんに驚かされる。 3歳になるのに言葉が出なくて、ずっとレゴで遊んでいる。 そんなゆうくんを気にかけながら、3人がそれぞれの想いをぶつけながら理解しあっていきます。

          彼女たちのバックヤード - いちばんべったこ
        • おかえり高師浜線 - いちばんべったこ

          バス代行だった高師浜線が再開されたので、嫁さんと伽羅橋まで行ってきました。 鳳からの東羽衣線は、たったの一駅。 おとなびのポスターのネコは、ニャンちゅうとそっくりでした。 羽衣駅の高師浜線乗り場は、3番線です。 2両編成の電車が、三つの駅を行ったり来たりしています。 目的地は、カステラの銀装羽衣工場直営店です。 駅を降りて目の前でした。 お昼を食べてから、少し歩いてつぼ市製茶の工場直売所にも寄り道しました。 そして、高師浜駅へ。 ずっと閉鎖されていたので、中に入れるのがうれしい。 新しい高架を通って羽衣駅までのプチ旅を楽しみました。

            おかえり高師浜線 - いちばんべったこ
          • 花園中央公園 - いちばんべったこ

            エキタグのスタンプを取るために、自転車で布施駅へ。 途中で出会ったネコさんです。 平野川分水路を渡ります。 布施はもうすぐ。 布施駅は2階が改札、3階は大阪線ホーム、4階は奈良線ホームとなっております。 エスカレーターも3階用と4階用に別れています。 東花園着。 駅前の直売所で、おかわかめ買いました。 近鉄の車両基地です。 あんまりきれいなので、公園に入りました。花園中央公園です。 菖蒲園がありました。 生駒のやまが、すぐそこに。 恩智川を渡って、新石切駅へ。 けいはんな線で生駒へ。 生駒ふるさとミュージアムです。 富雄駅へ。 帰りは富雄駅から若江岩田駅まで電車に乗り、自転車で走って近鉄八尾駅のスタンプももらいました。 6つのスタンプゲット。

              花園中央公園 - いちばんべったこ
            • 長良川球場 - いちばんべったこ

              いつか行って見たいと思っていた長良川球場を目指します。 長良橋を渡り、対岸へ。 球場が近づくと、ブラスバンドの応援が聞こえてきました。 そうかー、夏の高校野球の地方予選をやっているのでした。 盛り上がってきたなと思ったら、なんとドラゴンズのチャンステーマでした。 さすが岐阜です。 野球の応援といえば、ドラゴンズなのでしょうね。 なのに本家本元のドラゴンズは、今日もまた負けてしまいました。 大谷翔平はあんなに活躍してるのに、おんなじようなユニホーム着てても弱過ぎて悲しくなります。 高校野球でも、そのうち他のチームの応援歌が使われるかも、です。 岐阜駅方面に戻るのは、金華橋を渡りました。 自動運転の真っ赤なバスが走っていました。

                長良川球場 - いちばんべったこ
              • 神戸・花隈の人気焼肉店「何回かキレたことあります」出禁ルール明かす ノンスタ井上が大爆笑

                MBSテレビ『水野真紀の魔法のレストラン』(毎週水曜 後7:00 ※関西ローカル)あす7日放送回は、「京阪神ホンマに美味い駅ランキング」を特集し、京阪神の約1000駅の中からグルメスポットが集まるベスト20駅が発表される。 【写真】その他の写真を見る なかでも「最近、隠れ家的なお店が隠しきれないくらい乱立している!」という声が多く挙がったのが、阪急電鉄「花隈駅」。神戸三宮駅西隣にありマイナーな印象だが、人通りの少ない通りに2時間待ちレベルの大行列洋食店があったり、雑居ビルに数ヶ月先まで予約で一杯の中華料理店があるという。 リポーターのNON STYLE・井上裕介は、静かな商店街の一角にある「肉のオカダ」を訪ねる。一見、普通の精肉店だが、実は店の裏にある従業員通用口のような扉を開けると、事務所風の個室が。なんとそこは極上牛肉がリーズナブルに提供される、精肉店直営の完全予約制焼肉店となっている

                  神戸・花隈の人気焼肉店「何回かキレたことあります」出禁ルール明かす ノンスタ井上が大爆笑
                • 蜂蜜色の瞳 - いちばんべったこ

                  読めました。 「おいしいコーヒーのいれ方」Second season 1。 ぼくの中でも、ついにセカンドシーズンが始まりました。 かれんも星野律子にヤキモチを妬いていたことを知り、ショーリはホッとする。 そのことで二人の関係は自分勝手な愛情だけじゃなく、信頼でも固く結びつけられることになるとは。 さすがですね、村山さん。 あとがきで知ったけど、ラジオドラマにもなったのですね。 今でもどこかで聞けるのでしょうか。

                    蜂蜜色の瞳 - いちばんべったこ
                  • お母ちゃんとの約束 - いちばんべったこ

                    望月泉さん作。 主人公いっちゃんは、作者のお母さん。 幼い頃から聞かされていた中国からの引き揚げ体験を、一冊の本にまとめた。 いっちゃんの家族は、設計技師をしていたお父さんについて、静岡から満州の鴨緑江近く、通化に渡る。 そこで、下の4人の弟や妹と共に暮らす。 お母さんは赤ちゃんを産んで体を悪くし、寝込んでしまう。 生まれた赤ちゃんは、名前もつけてもらえずに亡くなってしまった。 終戦を境に、町の様子がガラッと変わり、食べ物も無くなる。 こんりゃんととうもろこしのおかゆは、煮ても煮ても柔らかくならない。 ある日中国兵がやってきて、お父さんが連れて行かれてしまう。 氷の穴に突き落とされたり、防空壕に詰め込まれて銃撃されたりしたが、なんとか生き延びて帰ってきた。 ようやく引き揚げることになったが、家族バラバラで行くことになる。 いっちゃんは、下の弟キヨちゃんと2人で根本さんについて日本に向かう。

                      お母ちゃんとの約束 - いちばんべったこ
                    • エカシの森と子馬のポンコ - いちばんべったこ

                      加藤多一さん作。 北海道を感じる一冊でした。 登場人物は、ポンコとエカシとカメムシたち。 エカシはハルニレの大木。 アイヌの言葉で、長老という意味。 エカシのように、じっくり考えて話す人に憧れる。 カメムシたちの「ほんとうか」は、何か迷った時に心の中でつぶやいてみたい。

                        エカシの森と子馬のポンコ - いちばんべったこ
                      • 人生下り坂最高アクアイグニスへ - いちばんべったこ

                        御在所ロープウェイ、そうそうこんな乗り場でした。 嫁さんと来た時は、バスでここまで来た。 さあ、あとは下りです。 一気に下りました。 ほんとに一回もペダル漕がなかった。 さっき苦労して上ってた自分に、先はまだまだ長いよ、と今なら教えてあげれる。 知らないから登れるんですよね。 知ってたら、きっと登れない。 たぶん、2度と登らないだろうなあ。 登りはあんなに時間がかかったのに、下りはあっという間。 湯の山温泉駅も止まらず通過して、アクアイグニスへ。 ここは全体に高いので、見るだけ。 雰囲気だけ味わいました。

                          人生下り坂最高アクアイグニスへ - いちばんべったこ
                        • 捨て猫次郎吉 - いちばんべったこ

                          鴨居羊子さん作。 飼っていた犬の鼻吉が猫好きだったため、次々と野良猫や捨て猫を拾って暮らす作者のエッセイ。 その最初の一匹が次郎吉です。 その後、三吉やウィリーがやってきますが、昔のこととてやがて姿を消す猫もあとを絶たず。 猫の飼い方はもちろん、文章にも昭和の香りが懐かしく味わえます。

                            捨て猫次郎吉 - いちばんべったこ
                          • 戦没した船と海員の資料館 - いちばんべったこ

                            後半戦は、神戸市営地下鉄海岸線。 まずは、中央市場前で腹ごしらえ。 兵庫津博物館を見て、和田岬が天然の良港だったことを知る。 廃藩置県の前は、豊岡県飾磨県があったことも知った。 駅を行ったり来たりしてから、みなと元町で降り、地図で見つけた資料館に行きました。 「戦没した船と海員の資料館」 戦争中に徴用され鎮められた民間の船が、模型や絵などでズラッと展示してあった。 大きな船はもちろん、漁船のような小さな船まで、使えるものはみんな軍に徴用され、ほとんどが沈められて今も海の底に眠っているそうだ。 誰も訪れる人もなく、ひっそりと事務室でお弁当食べてはった館長さんらしき人が説明してくれた。 戦争に協力せざるを得なかった民間の船員さんの無念の思いが伝わってくる資料館でした。 ポートタワー方面に向かいます。 ボートタワーは、やはり存在感ありますね。 かもめりあに寄ってから、海洋博物館へ。カワサキワーリ

                              戦没した船と海員の資料館 - いちばんべったこ
                            • お二人さん - いちばんべったこ

                              すぐケンカするけど、くっついてます。

                                お二人さん - いちばんべったこ
                              • みつきの雪 - いちばんべったこ

                                眞島めいりさん作。 みつきの学校は、飯田線沿線の山の中の小さな学校。 複式学級だが、みつきの学年はみつき一人しかいない。 五年生で山村留学生の行人が転入してきたが、みつきは仲良くなろうとしない。 留学生は2年と限度が決められている。 仲良くなったとしても、すぐに出ていくのだ。 四年生の時にやってきたいずみちゃんとは双子のように仲良くなったが、夏休み明けにいなくなっていた。 それからみつきは、期待しないようにしているのだった。 ところが行人は、親元に戻ることなく、ずっとみつきの村で高校生まで過ごすことになる。 物語は、高校を卒業するところから始まって、小学生や中学生のときの出来事が、映画のように行ったり来たりしながら進む。 高校3年の春、 みつきが行人に謝る場面がよかった。 「ごめんね。」 行人の肩がぴくっと揺れた。 「なんでみつきが謝るの?」 「つらい思いしてここに来た子に、そっけなくした

                                  みつきの雪 - いちばんべったこ
                                • 峠越え 下り - いちばんべったこ

                                  テレビなどでたまに見る暗峠って、こんなとこなんかあ。 確かに、石畳引いてあって、車やバイクがよく通る。 車一台しか通れないから、両方から来た時はお互い苦労してはる。 尾根伝いの山道も交差しているようで、ハイカーさんが通り過ぎて行かれたりする。 休憩所や茶店などはない。 石碑や説明板があるだけで、地元の方々の生活道路みたいです。 松尾芭蕉もここを通って、奈良から大阪へ抜けたそうだ。そのまま、大阪で亡くなってしまった。 地蔵堂を過ぎると、本格的な下りです。 ちょっと普通ではない下り坂。 休みなく続く下り坂。 ずっとブレーキの軋んだ音が鳴りますが、仕方ない。 ずっと前、高野山の下り道で調子に乗って下っていて、こけて自転車ごとでんぐり返りしたことが思い浮かびました。 スピード出さないよう、調子に乗らないよう、慎重に下らないとなりません。 湧き水がありました。 弘法の水というのだそうです。 弘法大師

                                    峠越え 下り - いちばんべったこ
                                  • 更年期障害だと思ってたら重病だった話 - いちばんべったこ

                                    村井理子さん作。 他の本が遅々として進まなくとも、この人の本はするすると読めてしまう。 心臓手術で入院した90日間の闘病記。 文章が軽快だし、他の本でも病室で原稿の仕事をしていたとも書いてはったから、楽しそうとさえ思っていたが、そんなことはない。大変な状況にまで追い詰められてはったのだな。そんなそぶりは見せはらないけど。 最後の数ページは真摯な気持ちになってよみ終わりました。 手術された大学病院の最寄駅のそばの王将で、退院する時に餃子を食べて帰るのを目標にされていた。 その王将に、今度ぜひ行ってみたいと思っている。 表紙には、枝を咥えたハリーもいますね。

                                      更年期障害だと思ってたら重病だった話 - いちばんべったこ
                                    • ほとんど路上生活 - いちばんべったこ

                                      川路智代さん作。 住んでいた家が遺産相続で揉めて、母と子ども三人で逃げてボロボロの家で暮らした体験を、ギャグ漫画にしたもの。 非道い婚家でした。 この人のデビュー作だそうです。

                                        ほとんど路上生活 - いちばんべったこ
                                      • 毎日が平気になる猫ことば - いちばんべったこ

                                        猫は液体さん作。 6匹の猫たちの写真とともに語られる名言。 猫の名前が面白い。 じろう、みかん、は普通。 しかし、ぽてと、とんかつ、あんみつ、てんぷら、はユニーク。 取り上げられている言葉も、なかなか味がある。 あらゆる壁が扉になる 万事は辛抱強く待っている者のところにやってくる 自らの道を歩め。他人には好きに語らせよ 速度をあげるばかりが、人生ではない 平和は勝利よりも美しい 幸福とは習性である。それを身につけるがよい どんなに悪いこともしばしばよい方向に転ぶものだ 1日の終わりに反省するな ものは見方によってすべてが変わる 猫と過ごす時間は、決して無駄にはならない

                                          毎日が平気になる猫ことば - いちばんべったこ
                                        • 川床にえくぼが三つ - いちばんべったこ

                                          にしがきようこさん作。 舞台はインドネシア。 叔母さんの楓花さんについて、ジャワ原人が発見されたソロ川の発掘調査についていく文音と華。 ゆったりとしたアーザンが流れる異国の地で、心優しい現地の人たちと触れ合う。 料理は辛いものばかりで、食べられるのは果物中心。 バナナにいろいろな種類があって、美味しそうだった。 水が合わなかったのか、文音が寝込んでしまう。 その間にぎくしゃくしてしまう2人。 回復してついて行った発掘現場で川床のえくぼのような窪みを見つける文音。 研究者の栗山さんが50万年前の原人の足跡だと断定する。 暖かい発掘チームの人々のなかで、2人の友情が深まっていきます。

                                            川床にえくぼが三つ - いちばんべったこ
                                          • エビフライのしっぽたべようクラブ - いちばんべったこ

                                            平田昌広さん作。 2年生のともちゃんは、班のみんなにエビフライのしっぽを食べてもらいたくて、エビフライのしっぽたべようクラブをつくります。 でも、誰も賛成してくれません。 なんとかして食べてくれないかなと考えたのは、栄養のこと。 しっぽには、アスタキサンチンが入っているって伝えます。 すると・・・

                                              エビフライのしっぽたべようクラブ - いちばんべったこ
                                            • かげふみ - いちばんべったこ

                                              朽木祥さん作。 夏休みに広島のおばあちゃんの家に行った拓海は、児童館で1人で本を読む少女に出会う。 他の人には見えないその少女は、なぜだか雨の日にしか会えない。 銀行の階段で影だけ残して亡くなった人のように、その少女澄ちゃんも、原爆で学校の壁に影を残して亡くなった女の子だったのだ。 「たずねびと」も収録されています。 教科書に載っているらしい。

                                                かげふみ - いちばんべったこ
                                              • ぼくの心は炎に焼かれる - いちばんべったこ

                                                ビヴァリー・ナイドゥー作。 野沢佳織さん訳。 舞台はケニア。1950年代、イギリスの植民地だった頃の物語。 白人の入植者の孫マシューと使用人でキッチントトとして働くムゴの2人の視点で交互に描かれています。 当時、白人に奪われた先祖の土地と自由を取り戻すために活動していた人々をマウマウと呼んで恐れ、非常事態宣言が出されていました。 白人と協調して暮らすキクユ人たちも、マウマウの仲間とみなされ酷い仕打ちを受けました。 読んでいて辛く、やるせなくなります。 でも、知らずに済ませることはできないことだと思いました。

                                                  ぼくの心は炎に焼かれる - いちばんべったこ
                                                • わたし今、トルコです。 - いちばんべったこ

                                                  市川ラクさん作。 トルコは未知の国だなあ。 トルコの政情やぱっつんぱっつんの男性の服の着こなしも面白かった。 語学学校での、いろんな国の人との交流も、へーと思いました。

                                                    わたし今、トルコです。 - いちばんべったこ
                                                  • サックサックは鎌のうた - いちばんべったこ

                                                    いぬいとみこさん作。 この作品は、長野県黒姫山の山荘で書かれたそうです。 みずえちゃんのように、鎌の音が聞き分けられる人になりたいなあ。 与平さんの打ってくれた鎌は、今でもあるのだろうか。

                                                      サックサックは鎌のうた - いちばんべったこ
                                                    • 〈11月23日は“たこ八郎”の誕生日〉生誕83年。「東大生の血を輸血して知能指数が上がるかを判定」…テリー伊藤に見いだされ、赤塚不二夫に「現代の妖精」と評された昭和の怪人・たこ八郎とは何者だったのか? - Plenty of quality

                                                      〈11月23日は“たこ八郎”の誕生日〉生誕83年。「東大生の血を輸血して知能指数が上がるかを判定」…テリー伊藤に見いだされ、赤塚不二夫に「現代の妖精」と評された昭和の怪人・たこ八郎とは何者だったのか? | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい

                                                        〈11月23日は“たこ八郎”の誕生日〉生誕83年。「東大生の血を輸血して知能指数が上がるかを判定」…テリー伊藤に見いだされ、赤塚不二夫に「現代の妖精」と評された昭和の怪人・たこ八郎とは何者だったのか? - Plenty of quality 
                                                      • 児童養護施設で暮らすということ - いちばんべったこ

                                                        楢原真也さん著。 誠実な文章、謙虚な姿勢、子どもたちを思う愛情に心打たれます。 施設で暮らすことは「不幸」や「かわいそう」ではない、と著者は言います。 施設で暮らす子どもたちの存在を、自分に課せられた苦難を乗り越えようと一生懸命に生きている子どもたちがいることを、多くの人に知ってもらうためにこの本を書いたそうです。 この人はたいへんな読書家です。 こんな本も読んでおられるのかあ、と驚かされます。 例えば、 上橋菜穂子さん『獣の奏者』 宮下奈都さん『羊と鋼の森』 ル=グウィン『影との戦い』 プレイディみかこさん『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 梨木香歩さん『西の魔女が死んだ』 などなど。 この人の施設には、ヒヤリハットならぬ「にやりほっと」というシステムがあるのだそうです。 日々の小さな奇跡を意識的に見つけ共有していこいうという取り組みです。 いいアイデアですね。 次のようなと

                                                          児童養護施設で暮らすということ - いちばんべったこ
                                                        • ふしぎなメリーゴーラウンド - いちばんべったこ

                                                          リーザ=マリー・ブルーム作。 ドイツのお話です。 6頭の木彫りの動物が回るメリーゴーラウンドで、夜中に30分だけ動物たちは本物の動物になって餌を食べたりします。 おじいさんが歳をとってメリーゴーラウンドを売ることになり、ポメランツォという悪どい男が主人になり、木彫りの動物が餌を食べるわけがないと餌をやらなくなるのです。 馬、トラ、ブタ、ロバ、白鳥と1匹ずついなくなり、最後に残った羊が連れて行かれた家は・・・。

                                                            ふしぎなメリーゴーラウンド - いちばんべったこ
                                                          • たこ八 🐙 - けーこ日記

                                                            高知の友達が 『小学生の時に行きよったたこ焼き屋』🐙 だそうです😋😘😋 (o^^o)v

                                                              たこ八 🐙 - けーこ日記
                                                            • 太安万侶の墓 - いちばんべったこ

                                                              奈良市の東部に広がる田原地区への旅の続きです。 帰りはバス道を外れ、北側を回っていくことにしました。 茶畑のスレスレを通ります。 車がほとんど来ないので、ストレスなく走れます。 太安万侶の墓は、昭和54年に茶畑の中で見つかったそうで、奈良時代の火葬墓です。 自転車置いて、茶畑を登ります。 坂がきつい。 でも、景色がいい。 須山で、バス道に合流。 田原地区からの上り坂をあまり感じることなく峠の上まで来れたので、得した気分。 ここから先は奈良市街まで、長い長い下り坂です。 反対車線を上っていくサイクリストさんたちが気の毒。 ダムで一休みして、一気に高畑町まで下りました。 京終駅に寄ってからゴールのJR奈良へ。 あー、おもしろかった。

                                                                太安万侶の墓 - いちばんべったこ
                                                              • 沙羅の風 - いちばんべったこ

                                                                松弥龍さん作。 お父さんのいない沙羅が、お母さんのふるさと鳥取に出かける物語。 おばあちゃんのお墓参りには初めて行く。 お母さんは子ども時代、虐待されていたことを沙羅に打ち明ける。

                                                                  沙羅の風 - いちばんべったこ
                                                                • 岐阜羽島へ - いちばんべったこ

                                                                  昨日の続きです。 岐阜駅へ戻り、岐阜羽島へ行くことにしました。 乗るのは名鉄。 西笠松まで乗り、そこから自転車。 お昼を食べて、道の駅柳津により、南宿からまた名鉄に乗り新羽島まで。 途中雨にも降られましたが、返って涼しいくらい。 道の駅で着替えもできました。 名鉄新羽島の駅はひっそりとしていましたが、新幹線の岐阜羽島の駅はそれなりに賑わっていました。 さすが新幹線駅です。 スタンプがあるか駅員さんに聞くと、 コロナの影響で廃止になったとのことでした。 ここから長良川に沿って、自転車で北上します。 途中、墨俣一夜城に寄り、穂積駅まで完走しました。 岐阜は広いなあ。

                                                                    岐阜羽島へ - いちばんべったこ
                                                                  • うっかり鉄道 - いちばんべったこ

                                                                    能町みね子さん作。 この人は、自分が鉄ちゃんだとは自認していない。 旅行好きの一環で鉄道も好き、というスタイルだそうだ。 ぼくもそうなのかもしれないなと思った。 編集のイノキンさんと共に巡る鉄道を見る視点が面白い。 新しいものはあまり好きでなく、廃れかけた駅や琺瑯看板に心惹かれるのも共感する。 江ノ電を危ないという視点で取材するのも面白かった。 続編があるなら、また読んでみたいな。

                                                                      うっかり鉄道 - いちばんべったこ
                                                                    • 真昼のユウレイたち - いちばんべったこ

                                                                      岩瀬成子さん作。 海の子、対決、願い、舟の部屋の四つの短編が収められています。 それぞれに、切なく感じられるユウレイたちが出てきます。 幼い時に海で亡くなった波ちゃんや、50年前に日本から出撃してベトナム戦争で亡くなったダンなど。 ぼくには、対決がいちばんよかったです。

                                                                        真昼のユウレイたち - いちばんべったこ
                                                                      • 無敵の老後 - いちばんべったこ

                                                                        雨戸を締め切って、台風をやり過ごしながら、読みました。 勢古浩爾さん著。 『こころ旅』のことを悪く書いてるのはいただけないけど、いろいろバッサリ切り捨ててヤケクソに書いているのが面白かった。 以下、書き抜いたところ。 もう七十を過ぎた歳になると、生きがいもへちまもない。 (中略) そこで、そうかやりがいか、生きがいねえ、と少し考えてみるものの、はっきりいってなにもない。 (中略) まあだれに訊かれることもないだろう。それでも万一訊かれたときには一言、ないねと言えばいい。「ねえよ、そんなもん」となにかで答えていたおじいさんを見たような気がする。こういうじいさんになりたいものだ。 明るさは性に合わなかったのだ。で、無駄に明るいやつはただの無神経なあほだと決めつけた。

                                                                          無敵の老後 - いちばんべったこ
                                                                        • ニコラといたずら天使 - いちばんべったこ

                                                                          キャラライン・アンダーソン作。 作者は、カナダの人。 ニコラの飼っている犬シュンバグは、悪さばかりする。 いつも家の中は大騒動で、あと三回問題を起こしたら、家から追い出されることになった。 ニコラは、少しでも挽回しようと、ジュンバクを連れて老人ホームを訪問する。 最初はジュンバクのためだった訪問だが、やがて老人たちのためにニコラはがんばりだす。

                                                                            ニコラといたずら天使 - いちばんべったこ
                                                                          • 千体地蔵 - いちばんべったこ

                                                                            その場所まで行きながら、そこの見るべきものを見逃していることがよくあるのですね。 今回の千体地蔵がそうでした。 九品寺は、千体地蔵で有名なんだそう。 ぼくらは、ヒガンバナだけに気を取られて、気づきませんでした。 教えてもらえてよかった。 確かに、登り口に竹の杖が用意されていて、千体地蔵の石碑もありました。 本堂裏の山が墓地になっていて、そこの九十九折りの坂を登っていきます。 道脇にお地蔵さんが並んでいるので、これのことかなとぼくは思っていましたが、嫁さんは違うと言います。 さらに登っていくと、ありました千体地蔵。 やはり、いつの場合も、嫁さんは正しい。

                                                                              千体地蔵 - いちばんべったこ
                                                                            • ワンさぶ子の怠惰な冒険 - いちばんべったこ

                                                                              宮下奈都さん作。 白柴のワンさぶ子が主人公のような題名なんだけど、2017年から2020年にかけての、福井の宮下家の出来事を綴ったエッセイ。 読んでいると幸せな気分になれます。 仕事にも家族にも恵まれて、毎日充実した日々を過ごしてはるなあと思わせられます。 『羊と鋼の森』や『静かや雨』が映画化されたのも、この時期だったんですね。 でも、3年目の一月、トミー(宮下さんのお父さん、ワンさぶ子や子どもたちをとてもかわいがっていた)が倒れて亡くなります。 お兄ちゃんは大学生になり、家を出て東京へ。 やがて2番目のお兄ちゃんも、東京へ。 中学生だったきなこちゃんは高校生に。 時の流れは待ってくれません。 今も、ワンさぶ子は、元気に散歩してるかな。

                                                                                ワンさぶ子の怠惰な冒険 - いちばんべったこ
                                                                              • 北緯44度浩太の夏 - いちばんべったこ

                                                                                有島希音さん作。 北海道の小平町が舞台。 天売島焼尻島の近く。 こんなところが舞台の物語は珍しい。 この町に住む浩太たちが、自分たちの町で起こった戦争の悲惨な出来事を調べていく物語。 1945年、8月22日。樺太からの引き揚げ者を乗せた3艘の船がソ連の潜水艦に沈められた。 1700名ほどの人たちが犠牲になった。 8月15日で戦争は終わっていたはずなのに。 稚内で上陸できず、違う港に向かっていた。 死ななくてよかった人たちが命を失い、いまだに海の底に眠ったままだ。 この物語を読まなかったら、知らないままだった。

                                                                                  北緯44度浩太の夏 - いちばんべったこ
                                                                                • 鉄工所にも花が咲く - いちばんべったこ

                                                                                  野村宗弘さん作。 家に帰らず鉄工所で暮らしている溶接工のシンジ、怒ってばかりいて新人を何人も辞めさせた女性塗装職人の金山さんはじめ、メゲタ工業を舞台にした漫画です。 子どもが生まれたときに金山さんがくれたしわくちゃの二千円は、実体験だったんだなあ。

                                                                                    鉄工所にも花が咲く - いちばんべったこ