@アパート 澪「大学生活に憧れを抱きすぎていた分、こうして1人暮らしをしてみると意外と退屈だなぁ。」 澪「学校が終わってしまえば部屋に戻って1人でご飯。」 澪「こんなことなら恥ずかしがらずにサークルの新歓とかで友達作っておくべきだったなあ…最近はみんなで集まってバンドもしなくなってきたし。」
マリ「君に今から私が質問します」 シンジ「・・・」 マリ「私が満足する答えを頼むよ、わんこ君!」 シンジ「・・・」 マリ「逆に物足りない答えならイタズラしちゃうかにゃー」ニャハ シンジ「・・・」 マリ「ここまでなんか質問ある?」 シンジ「・・・うん」 シンジ「なんで真希波が僕の部屋で僕が寝ているベッドで僕の体にのしかかっているのか聞いても良い?」 シンジ「今日はミサトさんの家で僕を含むEVAパイロット四人とミサトさんで年越しパーティーをして」 シンジ「ミサトさんが途中から悪酔いしてアスカや綾波にお酒のましちゃって」 シンジ「真希波もそこに加わり、最早収集もつかない状況になってどんちゃん騒ぎ」 シンジ「みんなようやく寝た後に何とか片付けを終わらせて部屋で寝てた・・・はずなのに」 マリ「んーわんこくぅーん♪」スリスリ シンジ「(真希波・・まだ酔ってるんだろなぁ) マリ「・・・さぁーて、わんこ君
三玖「え?聞こえなかった。もう一回言って」 風太郎「実は、俺、四葉と付き合っている」 三玖「……」 風太郎「今までは、家庭教師の仕事もあったし、何より四葉が秘密にしてほしいって言ってたから黙っていたんだが」 風太郎「卒業も近いし、いつまでも、って訳にはいかないだろ」 風太郎「お前に黙っていた事に関しては全面的に俺が悪いと思っている」 風太郎「すまん」 三玖「……は?」 風太郎(その報告をするために三玖を喫茶店に呼び出し、開幕初手謝罪をかましたのだが) 風太郎(深々と頭を下げ、テーブルを見つめながら俺は三玖の反応を待った) 風太郎(喫茶店の中でこの席の気温だけがみるみる下がっているのを肌で感じる) 風太郎(こんなことになるなら最初から報告しとけばよかった…なんで先延ばしにしてしまったんだよ、当時の俺の馬鹿!) 三玖「頭上げていいよ、フータロー」 風太郎「お、おう」 三玖「ほら、店員さんも困っ
風太郎「ニ乃と別れたい」 五月「!」 風太郎「はぁ……」 五月「上杉君、今すごい事口走りませんでしたか?」 風太郎「ん?もう過去問1年分解けたか?採点と解説するか」 五月「まだですが……」 風太郎「勉強に集中しろよ。そろそろ本番も近いだろ。今年こそは合格、だろ?」 五月「それはもちろん!ですけど、今とんでもない発言が」 風太郎「なんか言った?」 五月「二乃と……別れたいとかなんとか」 風太郎「!」 風太郎「そんな事お前の前で言っていたのか、俺……はぁ……疲れてるなぁ」 五月「最近ため息多いですけど、二乃と喧嘩でもしました?」 風太郎「喧嘩ってわけじゃないが……すまん、お前も大事な時期だよな。気にすんな、勉強するぞ」 五月「愚痴くらい聞きますよ、いつも大したお礼も出来てませんので、それくらいは……ほら、今日はもう3時間も家庭教師して貰っていますし!」 風太郎「はぁ……聞いてくれるか、五月」
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