「ぼくが生きてる、ふたつの世界」 2024年9月20日(金)シネ・リーブル池袋にて。午後2時5分より鑑賞(シアター2/F-4) ~聾者の両親を持つ息子の葛藤と成長。これは私の物語 9月19日、大宮ソニックシティ大ホールへ伊藤蘭のコンサートを観に行ってきた。相変わらず若々しくてエネルギッシュなステージだった。約2時間、歌って踊り続けるのだから大したものだ。それに刺激されて観客も大盛り上がりで、私もずっとスタンディングでペンライトを振り、踊りまくってしまった。こんなにはしゃいだのはいつ以来だろう? さて、そんなことには関係なく、「そこのみにて光り輝く」「きみはいい子」の呉美保監督が、9年ぶりに長編映画を発表した。これは観に行かねばなるまい。 作家・エッセイストの五十嵐大による自伝的エッセイ「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」を映画化した「ぼく