スペイン・バルセロナのコルボニ市長は21日、2028年11月までに、短期賃貸用のアパート1万0101戸の認可を取り消すと表明した。観光客向けのアパート賃貸を全面禁止にすることで、こうした物件が市民への賃貸向けに市場に流通されるようにし、住宅費の高騰抑制を目指す。(2024年 ロイター/Albert Gea) [バルセロナ 21日 ロイター] - スペイン・バルセロナのコルボニ市長は21日、2028年11月までに、短期賃貸用のアパート1万0101戸の認可を取り消すと表明した。観光客向けのアパート賃貸を全面禁止にすることで、こうした物件が市民への賃貸向けに市場に流通されるようにし、住宅費の高騰抑制を目指す。 観光客数で世界のトップ3にランクされるスペイン国内の中でも、バルセロナは最も多くの外国人観光客が訪れる人気都市。これを受け、市内には短期賃貸アパートが急増している。過去10年で家賃が68%