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  • タイトルをヒントにした小説創作の手順(9冊目の本出版しました!) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    9冊目の本出版しました! 新年明けましておめでとうございます。 いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。 さて。更新回数がすっかり減ってしまった当ブログですが、ここ数年は『作家活動』に注力しており、自身で予定している書籍の出版数が決まっていて、これをクリアする為に執筆時間を割いているのが原因なのですが、その作業がスムーズに進めばもっと更新回数も増やせるので、今年はそのウェイトをもう少しブログ側にもかけようと計画しているところです。 とは言うものの、昨年の目標としていた出版数はギリギリクリア出来ておらず、結局年明けにずれ込んでの出版となってしまいました。今回は特に『詳しく』を意識して書いた原稿ですので、これから作家を目指そうとしている方や、既に多くの作品を書いてはいるが、最近あまり筆が進まないと言った方々に向け、可能な限り詳しく書いたつもりです。

      タイトルをヒントにした小説創作の手順(9冊目の本出版しました!) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
    • ショートショート 変わったスプーン(2)パズル - tn198403s 高校時代blog

      そのスプーンは変わっていた。 ネットオークションでは「一見、何の変哲もないスプーンですが、使った者にしかわからない魅力があります。」と説明されていた。送料込みで300円ならと、興味本位でポチっと購入したのだ。 スプーンは木箱に収められていた。そっと蓋を開け、赤い布を取ると銀色のスプーンが顔を出す。 変わったスプーン(2)パズル 光の反射はきれいだが、どう見ても普通の金属スプーンだ。手に持っていろんな角度から眺めてみたが、特段変わった風には見えない。 不意に救急車のサイレンが響く。近くで、事故でもあったろうか。窓から回転灯の灯が差し込む。家の方に近づいているらしかった。 手にしたスプーンをもう一度見る。やはりどう見ても変わってる風には見えない。「騙されたのかも。300円だしな。」とぼやきつつ、「強度はどうだ?」と柄の部分を少し捩じってみる。その瞬間、「あ、しまった!!」と大きな声が出た。食卓

        ショートショート 変わったスプーン(2)パズル - tn198403s 高校時代blog
      • (食事習慣から見る創作プロセス)創作の動機/『食』に関する習慣と - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

        創作の動機/『食』に関する習慣と ショートショートの創作プロセスを、その『動機』に絞って公開するものです。深くそれを知ることで、ご自身の創作時のヒントにして頂きたいと思います。 今回の作品は「『食』に関する習慣と」です。 ショートショート「『食』に関する習慣と」の全文はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com 【CONTENTS】 過去の出来事 抽出されたネタ 創作の開始地点 過去の出来事 『習慣』は人が日常生活を送る上で様々な部分に表れてくるものです。朝起きる時点から始まり、顔を洗ったり歯を磨いたり、今回の様に『食事』の習慣であったりと。 中でも『食事』は本人だけでなく、その『家庭環境』に大きく特徴が現れるものではないかと思うのですが、知人の家で食事をご馳走になったりした時に、特に感じるのが『違和感』です。どんなに美味しいものを頂いても、どこか落ち着かないのです

          (食事習慣から見る創作プロセス)創作の動機/『食』に関する習慣と - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
        • エピソードの魅力:小説の世界と興味喚起/面白い話とそうでない話 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

          面白い話と、そうでない話 違いは何? 小説の世界では 次回発売の書籍について 例えば小学校の全校朝礼で、校長先生の話が淡々としていて、中には居眠りを始める生徒や貧血を起こして倒れる生徒が現れたりした時、それは先生の『話し方』に問題があるかもしれません。 後者は先生の話とは無関係かもしれませんが、とにかく話す人によって、相手の興味の持ち方には大きな変化が現れる事がありますと言う趣旨のお話なのです。 違いは何? では、これらの違いは何でしょう? 私が考えるに、これはやはり『構成』に大きな問題があると考えています。 『構成』はエピソードのチョイスに始まり、その断面の切り取り方や、見せる順番であったり、『伏線の張り方』などと、かなり複雑な要素があるのです。 そして話を元に戻すと、朝礼の様に誰かの前で話をした時に、相手を退屈させずに上手く最後まで聞かせる事が出来る人は、意識しているかどうかは別として

            エピソードの魅力:小説の世界と興味喚起/面白い話とそうでない話 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
          • 創作の参考になるショートショート集『美人妻の憂鬱』 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

            電子書籍の無料キャンペーン 普段は有料販売の電子書籍ですが、宣伝活動の一環として『無料キャンペーン』を実施する事があります。 今回はショートショート作品集『美人妻の憂鬱』です。この作品集は全20話で、いろんなパターンの作品を楽しんで頂くことが出来ます。普通にショートショートを読みたい方や、長編・短編に関わらず創作の参考にしていただいたりと、このキャンペーンをご利用いただければと思います。 既にキャンペーンは実施中で、5月5日の午後3時59分まで無料ダウンロードが可能ですので、ご興味のある方はお早めに! ☟☟☟無料キャンペーン実施のショートショート作品集はこちら!! ショートショート作品集 リンク Follow @tthirasawa にほんブログ村 ↑↑↑ブログランキングに参加しています。面白かった方は応援お願いします。 ↑↑↑読者登録はこちらからお願いします。 ショートショートランキング

              創作の参考になるショートショート集『美人妻の憂鬱』 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
            • ショートショート 変わったスプーン(1)食事 - tn198403s 高校時代blog

              そのスプーンは変わっていた。 ネットオークションで「一見、何の変哲もないスプーンですが、使った者にしかわからない魅力があります。」との説明を添えた1本の金属製スプーンが紹介されている。赤い布で覆い、木箱に入れて送られるという。 変わったスプーン(1)食事 コンビニでバイトをしている苦学生Aがそれを買ったのは、本当に気まぐれだった。届いた木箱は、蓋と箱がピッタリ合わさっていて簡単には開かない。蓋を箱からゆっくり垂直に持ち上げるようにして開ける。ふたを開けた瞬間、ほのかに木の香りがした。箱の中には、赤い布で包まれた物が鎮座している。布をめくると、サイトの写真で見たスプーンが入っていた。普通の金属製で、模様も無いが、きらきらと銀色に輝き、どことなく高級感がある。これで送料込みの300円。何だかお得感があった。 Aはバイト先のコンビニから店長の黙認を得たチャーハンを持ち返っていた。温め機能だけの電

                ショートショート 変わったスプーン(1)食事 - tn198403s 高校時代blog
              • (オウム返しの予期せぬ展開!『別人』がテーマの作品例)新作ショートショート(30)/オウム返し - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                新作ショートショート/テーマ(別人) オウム返し 「休日に電話してきちゃダメだよ。妻に聞かれたらどうするんだい?」 マサトは『ギョ』っとして、飼っているオウムの方を見た。今喋ったのは、間違いなくオウムの『ピーちゃん』だ。 そしてマサトは咄嗟に妻である『リエ』の方を見る。リエはマサトに背を向けた状態で、スマートフォンで再生している動画に夢中だ。お気に入りの『料理研究家』の動画チャンネルを登録していて、時々こうやってレシピ動画を再生しながら料理をする事がある。映像ではまかなえない部分もあって、いつもより音量を上げているので、こちらの声や音はまるで聞こえない様だった。 幸いな事に、リエはピーちゃんが喋った事に気付いていない。マサトが次にやるべき事は、直ぐにこの部屋からピーちゃんを連れ出す事だった。 マサトは考える。この部屋からの脱出手段。それは『耳かき』だ。最初はマサトが机の上に置き忘れたのを触

                  (オウム返しの予期せぬ展開!『別人』がテーマの作品例)新作ショートショート(30)/オウム返し - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                • ショート・ショート『アフィリ記事の書き方』

                  皆さま、ごきげんよう(笑) わたくし、サヨリの父でございます。SNSでは希にママと間違われることもございます。けれど、漢たるシンボルも、細やかながら標準装備しております(汗) 猫のお世話というのは、それなりに大変でございます。朝食、夕食、昼食さえも視野に入れる日もございます。気温も落ち着いた食欲の秋…これからが大変です。 わたしにとって、朝の十五分とは文字通り修羅場でございます。愛猫を撫で、抱き上げ、食事を取らせ、ミルクを飲ませ、己の身支度を済ませるのです。 休んでいる暇などございません。疲れている暇などございません。そして、この顔には逆らえません……。 幸せというのは、何気ない繰り返しの中にあるのでしょう。いつまでも子猫のような食欲に目を細める毎日が、昨日、今日、明日へと向かって続くのです。 そしてふと、目に見えぬ不安が頭を掠かすめる夜もございます。歳を重ねるにつれ、一本、また一本と、愛

                    ショート・ショート『アフィリ記事の書き方』
                  • ショートショート 〜 おぷちゃ連動企画 - 小5松江塾サバブリガー【竜宮県会議員鯖水産課】 さば、こころのおもむくままに

                    ちょっとサーバ、 率直な意見を聞かせてよ どうしたのよ、あらたまって?! いや、そんなに気にはしてないんだけどさぁ、 サバのブログって、そんなにクソかなぁ? はぁあ? そりゃ、クソかミソかで言ったら……… クソかしらね? なんでその二択なのかわからないけど、 やっぱりかぁ!! どうしたのよ、誰かに言われた?! 誰よ、誰?! まさか、あの小娘?! マネなのね!!もう絶対に許さないんだから!! ランキング参加中楽ろぐ

                    • 『タイトルから始める執筆手順』で創作したショートショート作品 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                      『タイトルから始める執筆手順』で創作したショートショート作品 違和感のある記事の意味 いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。 さて突然何ですが、皆さんは2回前の記事である新作ショートショート『オウム返し』発表の時に、何か『違和感』を感じられなかったでしょうか? 実は、ショートショートの本文に入る前に『仕掛け』があったのですが、お気付きでしたか? 『テーマ』と答えられた方は『正解』です。 実はこの作品、『テーマ』と『内容』が合っていないのです。最初から順にご覧になった方は、『何故このテーマで、この物語?』とか『このタイトル変じゃね?』ってなったと思うのです。 この時のテーマは『別人』でした。そして、ショートショート作品のタイトルは『オウム返し』で、ここに『繋がり』が感じられません。 『どうしてこうなった?』よりも、『何故このままなのか?』ですよね。実はこれには『意味』があったので

                        『タイトルから始める執筆手順』で創作したショートショート作品 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                      • ショートショート 変わったスプーン(3)お喋り - tn198403s 高校時代blog

                        そのスプーンは変わっていた。 ネットオークションでは「一見、何の変哲もないスプーンですが、使った者にしかわからない魅力があります。」と説明されていた。木箱に赤い布、金属のスプーン。それは、Cが小学生だった頃、父がクリスマスのプレゼントにと雑貨屋で買ったスプーンと同じに見えた。 変わったスプーン(3)お喋り (まさかな…)と思いながら、届いた木箱を開け、赤い布のかかったスプーンに、昔と同じ様に話しかる。 「ハイ、スプーン。目を覚ましておくれ。」 それから布を持ち上げて、スプーンを覗き込む。スプーンは一瞬光って 「こんにちは、C。」 と答えた。やはり、父にもらったスプーンと同じ、喋るスプーンだ。 はやる気持ちを抑えて続ける。 「初めましてかな?それとも、久しぶりかな?」 「お久しぶりですよ、C。」 「おぉ!やっぱりそうか。40年ぶりだ。」 「いえ、39年と318日ぶりです。」 スプーンをもらっ

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                        • (予言する男の謎)創作の動機/予言する男 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                          創作の動機/予言する男 ショートショートの創作プロセスを、その『動機』に絞って公開するものです。深くそれを知ることで、ご自身の創作時のヒントにして頂きたいと思います。 今回の作品は『予言する男』です。 ショートショート『予言する男』の全文はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com 【CONTENTS】 過去の出来事 抽出されたネタ 創作の開始地点 過去の出来事 私が子供の頃には、ゴールデンタイムに時々『スペシャル』的なテレビの番組があって、その中には『予言』に関するものもありました。これは世界で起こっている難事件を解決に導いた『霊能者』の人だったり、大きな災害を『言い当てた人』など、複数の人が登場するもので、時には一人の人物に番組の大半の時間を費やすこともありました。 そんな中で、私が常に感じていたのは『事後報告』であると言う事です。これは番組の構成上、仕方のない

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                          • ショート・ショートショート 〜 さらにショート!! - 小5松江塾サバブリガー【竜宮県会議員鯖水産課】 さば、こころのおもむくままに

                            ポンに付きっきりのこの週末、 ポンの傍らで暇で暇で仕方がないさば! 仕方がないから二月の勝者、最初から 読み直してるさばよ どうもこんにちわ サバでさば!! そんなわけでさば、 もう少し続くさばよ!! 何が? もうやめてくださいね 語尾に "さば" は、 語呂悪いし、ちょっと文章的にも混乱しますから ハイ、わかりましたさッ、ピコ!!

                              ショート・ショートショート 〜 さらにショート!! - 小5松江塾サバブリガー【竜宮県会議員鯖水産課】 さば、こころのおもむくままに
                            • ショートショート 変わったスプーン(4)つぼ鏡 - tn198403s 高校時代blog

                              そのスプーンは変わっていた。 高校生のDと10歳も離れた姉は、長い入院生活の中で、毎日のように手に持って眺めていた。 「そのスプーン、よく手にしてるけど、何かあるの?」 と聞くと、姉は 「このスプーンは、母の形見なの。これを見ていると、少し元気になれるのよ。」 と言う。幼い頃に母を亡くしたDは、母の記憶があまりない。姉は見るのに満足したのか、スプーンを木箱に入れ、赤い布をかけて蓋をした。 「もし、私が生きてこの病院を出られなかったら、これをDにもらって欲しいの。私の形見として。」 「嫌よ。そんな縁起でもない話、聞きたくないわ。」 「はいはい。Dは、ちょっとでも暗い話になると不機嫌になるんだから。そうだ、今日は天気もいいし、散歩に付き合ってくれないかな。」 Dは姉が車椅子に移るのを手伝い、病院の庭に出た…。 あれから、もう半年が経った。結局、姉に頼まれた通り、木箱に入ったスプーンはDがもらい

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                              • 創作の脳が炸裂!物語のタネ本がついに完成🌟#小説家 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                                2024年、2冊目の本が発売(24.08.12)になりました!! 最近、なかなかブログの更新が出来ていなかったのですが、これは単純にこの書籍の原稿が遅れていた事が大きな原因です。 前回の書籍発売は今年の元旦(書籍データ上の発売日は23.12.30)でしたが、それから直ぐに原稿の執筆を開始し、当初の予定では4月から5月の発売を目標に進めていました。しかしながら予定は大幅に遅れ、出版に至ったのは既に8月の半ばだったのです。 ↓↓↓物語創作のタネ本(ショートショート作家の『創作し続ける脳』を解説) 前作の出版時にも書いていましたが、出版を予定している書籍の数が決まっており、そこまでは原稿の執筆のウェイトが高くなっています。予定ではもう1冊書き上げるまでが、書籍メインの予定です。 特に今回は、私が出版社との契約満了後にAmazonの個人出版に切り替えてから、ちょうど10冊目となり、この節目までは駆

                                  創作の脳が炸裂!物語のタネ本がついに完成🌟#小説家 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
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