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  • 「減反政策は終わった」という暴論 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

    米の生産調整、いわゆる減反政策をめぐっては、いまだに2017年をもって「廃止された」という話が湧いてくる。そう主張する人たちは減反政策の本質的な目的と手段をまったく理解していないのだろう。 減反政策はいまも続いているし、それが日本農業の構造調整を進めるうえで大きな弊害になっている以上、「廃止された」という暴論を看過するわけにはいかない。 維持のため変化した目的と手段 政府は毎年、主食用米の生産数量目標を決め、都道府県に配分してさまざまな補助金や助成金を付けてきた。ただ、2017年をもってその配分を終了した。2018年からは都道府県が独自に生産数量目標を設け、市町村に配分している。 もちろん、あくまでも目標なので、産地や農家が守る義務は一切ない。これがいわゆる「減反廃止」として報道された。世間に広がっている間違った認識もここに基づいている。それを主張するためには、減反政策の本質的な目的と手段

      「減反政策は終わった」という暴論 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
    • Uターン就農1年! 直面している「困ったこと」【さわちんの「リアルタイム新規就農日記」第9回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

      「SMART AGRI」をご覧のみなさん、こんにちは。コケチンファーム代表のさわちんです! 前回は、さわちん自身の2021年4月~6月の収支をお伝えしつつ、営農状況を振り返ってみました。まだまだ駆け出しのさわちんの収入は、とっても頼りない数字だったので、改めて就農補助金のありがたみがとても胸にしみました。でも、この補助金の支給は5年間という決まりがありますので、その間にしっかりと稼げる農家に進化していきます! また、「適正なチンゲンサイの価格」についても考えてみましたが、周りの先輩方含め、「自分で作った野菜はいくらで売ればいいんだろう? 」という悩みを抱えている農家さんが多いように感じます。相場を意識する必要があるとはいえ、少なくとも採算ラインには乗せられるようにしたいですよね。コケチンファームでは、営農状況や目標を取り入れた、根拠のある価格付けができるように頑張りたいです。 さて今回は、

        Uターン就農1年! 直面している「困ったこと」【さわちんの「リアルタイム新規就農日記」第9回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
      • 一次産業専門の求人サイト「マイナビ農林水産ジョブアス」がオープン | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

        農業情報の総合サイト「マイナビ農業」を運営する株式会社マイナビは、一次産業に特化した総合求人サイト「マイナビ農林水産ジョブアス」を2021年10月20日にオープンした。 移住支援に関する情報も掲載 「マイナビ農林水産ジョブアス」は、日本の一次産業に携わる企業・団体等の情報に特化した総合求人サイトである。特長は以下の3つだ。 1.スマートフォンでも見やすいUI・UX設計 スマートフォンユーザーを意識したサイト設計で専門知識がなくても簡単に検索できる。 2.独占の求人情報や移住・助成金に関するサポート情報も掲載 実際に現地を訪問して取材した求人情報や移住・助成金に関するサポート情報も掲載。 3.臨場感あふれるビジュアル 一次産業の魅力や雰囲気が視覚的に伝わる臨場感あふれる大きなサイズの画像を使用。 「一次産業への転職」を当たり前に 日本の一次産業は、高齢化や後継者不足の進行を原因に就業人口の減

          一次産業専門の求人サイト「マイナビ農林水産ジョブアス」がオープン | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
        • GINZAFARM、パプリカの収穫時期などを予測するAI搭載農業ロボットを開発 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

          東京都中央区銀座を本拠に農業ロボット等の開発を手がけるGINZAFARM株式会社は、パプリカの収穫時期と収量を予測するAI搭載の農業ロボット「レール対応型FARBOT」を開発した。 果実の色味を参考に生育状態を診断 「レール対応型FARBOT」は、「令和3年度スマート農業実証プロジェクト(実証課題名:パプリカスマート商流実現と他社間連携による安定出荷体制の構築)」の一環で開発された農業用のロボットである。 宮城県栗原市・石巻市で実施した実証実験では、温湯暖房用のパイプレールが設置された3つの園芸施設(ベジ・ドリーム栗原、デ・リーフデ北上、デ・リーフデ大川)を実証フィールドに、新たな車輪構造を設計して、レールへの乗り入れや走行中のレール往復を確認したという。 特長は以下の通りだ。 果実の色味を参考にした生育状況(熟度)の診断。 自動走行スイッチによる簡単操作。 運搬作業や農薬散布などユーザー

            GINZAFARM、パプリカの収穫時期などを予測するAI搭載農業ロボットを開発 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
          • 岡山大学の馬建鋒教授、コメの有害金属低減などにつながる研究で国際肥料協会より受賞 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

            2023年11月29日にカタールのドーハで開催された国際肥料協会の年会において2023年度のThe IFA Norman Borlaug Plant Nutrition Awardが発表され、岡山大学資源植物科学研究所の馬建鋒教授が受賞した。 馬教授は長年植物のミネラル輸送機構に関する研究を行い、数々のミネラル輸送体を世界に先駆けて同定し、その制御機構を解明していることが国際的に高く評価され、今回の受賞となった。 安全なコメの生産に貢献する研究 国際肥料協会(International Fertilizer Association)は1927年に設立された、79カ国以上に400人以上の会員を有する国際機関だ。1993年に、緑革命の父でノーベル賞受賞者のノーマン・ボーローグ(Norman Borlaug)に因んだこの賞を設け、植物栄養学の発展に多大な貢献をした一人に毎年授与している。 馬建鋒

              岡山大学の馬建鋒教授、コメの有害金属低減などにつながる研究で国際肥料協会より受賞 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
            • 農業管理アプリ「Agrihub」、地図上で圃場管理ができる「農作業マップ」が追加 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

              株式会社Agrihubは、農業管理アプリ「Agrihub(アグリハブ)」に、地図上からアプリ内のさまざまな機能にアクセスできる「農作業マップ」を追加した。料金は年間2640円(初月無料)。 大規模農家向けの圃場管理機能 「Agrihub」は、農薬情報の検索や散布の管理、農業日誌への書き込みなど、農作物の栽培管理に必要な情報を一元管理できるアプリ。個人農家向けとしてリリースされたが、一部の大規模農家からは「便利だが、使いにくいところもある」などの声が寄せられていたという。 今回、追加された「農作業マップ」は、地図ベースの圃場管理機能。従来は文字でしか確認できなかった各種情報を地図上から視覚的に管理できるようにしている。 主な機能としては、地図上から作付け情報を一括で登録するだけで、作業・予定の管理、農薬散布時期等の情報を確認できる。 また、過去の作業記録を自由に検索して地図上で確認できるほか

                農業管理アプリ「Agrihub」、地図上で圃場管理ができる「農作業マップ」が追加 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
              • 1年目からキュウリで反収40t超 新規就農者がベテランを追い抜ける理由 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                JAさが(佐賀)のみどり地区の施設胡瓜部会では、新顔が古株よりも高い収量を上げるという不思議な事態が起きている。 部会員52人のうち2020年産で高い反収をあげた上位6人に名を連ねるのは1人の篤農家と彼に研修を受けてきた人ばかり。彼らが独立1年目で上げる平均反収は40t以上と、全国平均の3倍近くに達する。 なぜ、新規就農者がこれほどの反収を上げることができるのか。これからの施設園芸の産地をつくる鍵を探る。 新規就農者を育てるトレーニングファーム トレーニングファーム 武雄市朝日町の水田の一角に軒が高い連棟式の園芸施設と集会所が建っている。施設の入り口に大きく書かれているのは「JAさが みどり地区 トレーニングファーム」の文字。ここはJAさががキュウリを作りたい人を育てる場所だ。 同JAは佐賀県の補助事業を受けて2017年度からイチゴとキュウリ、トマト、ホウレンソウの4品目をそれぞれ作りたい

                  1年目からキュウリで反収40t超 新規就農者がベテランを追い抜ける理由 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                • 「第1回食の未来システム創造協議会推奨品」の選定結果が発表 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                  一般社団法人食の未来システム創造協議会(FFSA)は、「第1回食の未来システム創造協議会推奨品」の選定結果を発表した。 食の未来システム創造協議会(FFSA)は、日本の食品関連産業の革新・拡大を目的に海外事業支援、推奨・認証事業を行う一般社団法人。独自の基準で選定した優れた製品を推奨する「FFSA推奨事業」を展開している。 <FFSA推奨事業の内容> 施設を利用した第1次産業の発展および設備・検査機器等の高度化。 協議会・推奨事業の認知度向上および対象製品の高付加価値化。 FFSA推奨基準の普及および海外(特にアジア)での販売促進。 「FFSA推奨品」の表示を認証 「第1回食の未来システム創造協議会推奨品」は、農業・生物・環境・自然・科学・生産技術等に知見のある外部有識者らが日本の技術を活用して開発した製品を選定して、食の安全・安心、高品質の証である「FFSA推奨品」の表示を認証するもの。

                    「第1回食の未来システム創造協議会推奨品」の選定結果が発表 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                  • マイファーム、産地間連携のための補助金事業を公募<申込〆切2月28日> | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                    社会人向け週末農業スクール 「アグリイノベーション大学校」を運営する株式会社マイファームは、農林水産省の令和3年度補正事業「農業労働力産地間連携等推進事業」の実施事業者に採択され公募を開始した。締め切りは2022年2月28日正午まで。 産地内・産地間の連携を支援する事業者に補助金を交付 「農業労働力産地間連携等推進事業」は、産地内や繁閑期の他産地・他産業との連携を強化して、農業現場の労働力不足を解消する「地区プロジェクト」への参加を希望する事業者に対して支援を行うもの。採択を受けた事業者には以下の補助金が交付される。 1.地区プロジェクトの活動費(上限350万円※定額) ・労働力の需給状況の把握 ・労働力の確保・育成 ・労働力のマッチングおよびデータベース化 ・働き方改革への取り組み等など地区プロジェクトの活動 2.労働者の交通費・宿泊費(上限1000万円※定額) 他産地・他産業との連携に

                      マイファーム、産地間連携のための補助金事業を公募<申込〆切2月28日> | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                    • 種子や種苗の「自家増殖」はどこからが違法?【連載・農家が知っておきたい「知的財産」のハナシ vol.12】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                      種子や種苗の「自家増殖」はどこからが違法?【連載・農家が知っておきたい「知的財産」のハナシ vol.12】 本連載「農家が知っておきたい知的財産のハナシ」では、農業分野に携わる方々がこれからの時代に自分たちの「権利」を守り、生かすために身につけておきたい知的財産に関する知識を、各分野を専門とする弁護士の方々に解説していただきます。 前回は、知的財産権を侵害された場合、どういった対処法が考えられるのか紹介いただきました。今回は、西村あさひ法律事務所の辻本直規先生に、種子や種苗の「自家増殖」はどこからが違法なのか教えていただきます。 種苗の分野で話題になることが多い自家採種や自家増殖(以下まとめて「自家増殖」と呼びます)ですが、今回は、どのような場合に自家増殖をすることができるのかを解説します。 品種登録制度とは 自家増殖の議論を理解するためには、前提として種苗法に基づく品種登録制度の概要を理

                        種子や種苗の「自家増殖」はどこからが違法?【連載・農家が知っておきたい「知的財産」のハナシ vol.12】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                      • 玄米で時短できるの!? 忙しい人におすすめな「無洗米玄米」を活用してみよう | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                        健康への意識は、忙しい方ほど大切にしているのではないでしょうか。だからこそ、食事の準備はできるかぎり負担なく、健康的な食生活を実現させたいものです。 そこで、多忙な方にもおすすめしたい「無洗米玄米」(加工玄米)の賢い活用術についてご紹介します。 無洗米玄米の特徴と上手な活用 無洗米玄米は、とぎ洗いの必要がなく炊飯できるということはご周知の通り。無洗米(白米)はぬか層と胚芽を取りのぞいてから、さらに精米工程では取りきれない肌ぬかを除去したもの。一方で無洗米玄米は、ぬか層の表面に細かな傷を付けて無洗米加工を施しています。 無洗米加工した玄米はとがずにそのまま水を加えて炊飯するか、水でさっとすすぐだけで白米モードで簡単に炊飯することができます。このように便利な無洗米玄米を取り入れるとうれしい3つの特徴をあげてみましょう。 1.効率がよい 玄米はといだ後通常5~6時間ほど浸水し、しっかり吸水してか

                          玄米で時短できるの!? 忙しい人におすすめな「無洗米玄米」を活用してみよう | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                        • 「第11回農業Week」、10月13日〜15日まで東京ビッグサイトで開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                          10月9日(水)~11日(金)にリード エグジビション ジャパン株式会社主催の展示会イベント「第11回農業Week」が千葉県・幕張メッセで開催される。入場料は5000円だが、ウェブサイトから事前に申し込むことで招待券が手に入る。 農業Weekとは 第11回農業Weekは、国際農業資材EXPO、国際スマート農業EXPO、国際6次産業化EXPO、国際畜産資材EXPOの4展で構成される大規模の展示会。 国際スマート農業EXPOでは、最新のIT・DX、ドローン、ロボット、植物紅葉、再生可能エネルギー、人材雇用、参入支援などの最新技術が一堂に会する。 また、業界のキーパーソンによる全36公演のセミナーも開催される。(一部有料セミナーあり) 開催概要 第11回農業Week 日時:2021年10月13日(水)~15日(金) 10:00~17:00 会場:千葉県 幕張メッセ 住所:〒261-0023 千葉

                            「第11回農業Week」、10月13日〜15日まで東京ビッグサイトで開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                          • 「玄米」は低GI食品として優秀なんです【ダイエットにも効果的】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                            肥満防止や糖尿病の予防などに効果があるとされている「低GI食品」。 最近、ダイエットに取り組んだ方なら、耳にしたことがあるのではないでしょうか? この低GI食品のなかでも、玄米がじつは優秀な低GIの主食であるというのは、あまり知られていません。 同じ米といっても、白米とはまったく違う玄米のGI値や栄養価について、ご紹介します。 GIとは血糖値の上昇度合いを表したもの GI値によって高、中、低の3種類に分類される GIとは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食後の血糖値の上昇スピードを食品ごとに表した数値です。1980年代に、食品によって血糖値の上がり方に違いがあることが発見されてから、健康維持に役立つ食品を見分ける指標として注目されるようになりました。 血糖値を急激に上げる食品はGI値が高く、ゆるやかに上げる食品はGI値が低くなります。私たちが普段口にしてい

                              「玄米」は低GI食品として優秀なんです【ダイエットにも効果的】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                            • 【玄米の炊き方】炊飯器?圧力鍋?どれが一番簡単? | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                              栄養士の堀口です。 玄米はどのように炊いていますか? さまざまな炊き方がありますが、玄米を継続するためにも、ライフスタイルに合った炊飯方法を見つけたいですね。 そこで圧力鍋、土鍋、炊飯器、それぞれで玄米を炊いた場合の違いやメリットを比較してご紹介します。 スピード:◎ 手軽さ:○ 炊き上がり:もっちりしっとり 時短、もっちりの炊き上がりなら圧力鍋がダントツ1位! 加圧後の加熱時間は15〜20分です。 圧力鍋は高温で調理するので、外側の硬い皮までしっかり柔らかくなります。 少ない水で炊飯するため、沸騰までの時間が短く、火を止めた後の余熱調理が特徴です。火を使う時間が短いので、ガスや電気の節約に。 炊き上がりはもっちりと柔らかく、深みのある味わいです。圧力鍋は扱いに慣れてしまえば、想像以上に簡単です。 ▼炊き方はこちら 栄養満点の玄米のふっくらおいしい炊き方~炊飯器・圧力鍋~ 土鍋 スピード:

                                【玄米の炊き方】炊飯器?圧力鍋?どれが一番簡単? | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                              • AGRISTが農業法人「AGRIST FARM株式会社」を設立 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                AI搭載型の農業用収穫ロボットの開発を手がけるAGRIST株式会社は、農業法人「AGRIST FARM株式会社」を宮崎県児湯郡新富町に設立した。自社開発したピーマン自動収穫ロボット[L」と環境制御が可能なビニールハウスを使用した農業生産事業を展開していく。 再現性・収益性の高い農業を体現 「AGRIST FARM株式会社」は、宮崎県児湯郡新富町の農家の声を反映して開発したピーマン自動収穫ロボット「L」の実証・公開を目的に設立された農業法人。 事業内容のひとつである農作物の生産・販売では、ピーマン自動収穫ロボット「L」を使用した作業の省力化や収量向上の検証を進めると同時に日々の生育状況の画像データやハウス内の環境データも取得していく。 AGRISTは、「AGRIST FARM株式会社」の経営を通じ、AI搭載型の自動収穫ロボットと環境制御が可能なビニールハウスを連携した農業を実践していくことで

                                  AGRISTが農業法人「AGRIST FARM株式会社」を設立 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                • 日本産食品の放射線物質による輸入規制を米国が撤廃 規制国は14カ国に減少 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                  農林水産省は2021年9月22日、米国による日本産食品の輸入規制が撤廃されたことを明らかにした。 輸入規制は、2011年に起きた東日本大震災により東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質の影響を鑑みての措置。米国食品医薬品局(FDA)による科学的根拠に基づき、撤廃となった。 日本政府の10年以上に及ぶサンプリングや、除染や監視措置を受けて、FDAが日本から輸入した農産物の米国民へのリスクが低いと判断した形だ。具体的には、市町村・区域で出荷制限措置が取られている品⽬(福島県等14県)について、⽶国は県単位で輸⼊を規制していたが、それらが輸入可能となった。福島県産のコメや原⽊シイタケなどが該当する。 米国は日本にとって第3位の日本産農林水産物・食品の輸出相手国であり、2020年の輸出額は1188億円にのぼる。国が掲げる2025年までに農林水産物食品の輸出額を2兆円、2030年に5兆円に増加させ

                                    日本産食品の放射線物質による輸入規制を米国が撤廃 規制国は14カ国に減少 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                  • 大規模畑作の経営者が“アナログなマニュアル化”を進める理由 〜北海道・三浦農場 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                    北海道音更町の三浦農場が目指すのは、経営者が不在にしていても、従業員がほとんどの仕事をこなせる「多能化」だ。そのために力を入れているのは農作業に関わるマニュアルの作成である。 経営規模の拡大におけるその役割と効果について、三浦農場代表の三浦尚史さん(51)に聞いた。 株式会社三浦農場代表・三浦尚史さん 経営耕地面積は十勝平均の倍以上の106ha 待ち合わせ場所に到着すると、代表の三浦さんがちょうどジョンディアのトラクターで戻ってきたときだった。約束の時間ぴったりである。 三浦農場が経営する面積は106ha。十勝地方における平均的な畑作農家の倍以上だ。主に作っているのは小豆や大豆、小麦、ビート、長いもである。5人いる従業員は正社員が2人、季節雇用が3人。規模の拡大に伴って増やしてきた。 「まずは現場を見ましょう」。そう言って三浦さんがさっそく案内してくれたのは納屋。入った左手には、工具を掛け

                                      大規模畑作の経営者が“アナログなマニュアル化”を進める理由 〜北海道・三浦農場 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                    • 冬野菜「春菊」と落とし卵の味噌汁【玄米と具だくさん味噌汁でかんたん献立】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                      おうち時間が増え、毎日献立を考えるのもひと苦労……。そんなときには、「玄米+味噌汁」のシンプル献立はいかがでしょうか? 玄米は白米に比べて栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富。そこに「具だくさん味噌汁」をプラスすることで、十分に栄養を取れる一食が出来上がりますよ。 この連載では、料理家の平沢あや子さんに、玄米と食べたい栄養満点な味噌汁レシピを教えていただきます。 今回は冬が旬の春菊を使った 「春菊と落とし卵の味噌汁」です。 冬に旬を迎える春菊と落とし卵の味噌汁 今回紹介する玄米に合うお味噌汁は、これから旬になる「春菊」と栄養価の高い卵のお味噌汁です。 春菊は緑黄色野菜の中でも栄養価が高く、免疫力アップの効果、むくみの解消、便秘解消の効果が期待できます。また卵は、完全栄養食と言われるほどの優等生食品。 これに玄米をプラス!! 忙しい時やさっと朝ごはんにおすすめの献立はいかがでしょうか♪ <

                                        冬野菜「春菊」と落とし卵の味噌汁【玄米と具だくさん味噌汁でかんたん献立】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                      • 「未来の農業ロボット アイデアコンテスト2021」、小中学生を対象に募集開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                        子ども向けSTEAMプログラミング教育を展開する株式会社プロキッズは、姫路市と共同で「未来の農業ロボット アイデアコンテスト2021」の募集を開始している。募集期間は2021年10月31日(日)まで。 プロキッズは、STEAM教育を中心とした子ども向けプログラミングスクールの運営やイベント事業を展開する企業。 STEAM教育とは、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・芸術(Art)・数学(Mathematics)の頭文字を用いたもので、科学や技術、工学など21世紀型のスキルを育成する教育手法のことを指す。 全国の小・中学生が対象 「未来の農業ロボット アイデアコンテスト2021」は、日本全国の小・中学生を対象に、農業分野が抱える課題を解決する未来の農業ロボットの特徴を描いたイラスト作品を募集する公募型のコンテストである。 審査のポイントは、「

                                          「未来の農業ロボット アイデアコンテスト2021」、小中学生を対象に募集開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                        • 地域密着系農業ドラマ「農家のミカタ」、10月23日放送 日本の農業の“リアル”や“今”を描く | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                          テレビ東京およびテレビ東京系列にて、ドラマ『農家のミカタ』放送が決定。2021年10月23日(土)午後4時~午後4時55分に放送される。 本作は、テレビ東京が日本の地域創成を目指した番組づくりの一環として制作。今回は「農業」をテーマに取り上げた。農業人口がこの15年で約半分に減少し、後継者問題や輸入野菜などさまざまな問題を抱えている日本の農業。しかし、そんな中でも若い担い手の登場や農業のIT化などさまざまな変化が起きている。 『農家のミカタ』は、群馬県高崎市を舞台に、新たに市役所の農林課に配属された犬飼貴丈さん演じる主人公が、日本の農業の“リアル”と“今”を知っていく中で人間として成長していくストーリー。主人公が農家の“味方”として成長していく中で、農家への“見方”も変化していく。 本ドラマを通じて、農家の思いや地元野菜の魅力、そして日本の農業の持つ課題や可能性をリアルに描く。また、高崎の

                                            地域密着系農業ドラマ「農家のミカタ」、10月23日放送 日本の農業の“リアル”や“今”を描く | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                          • 次世代型農業研究プロジェクト「春日部みどりのPARK共同事業体」が発足 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                            ドローンメーカーDJI社の正規販売代理店を務める株式会社セキドの関連企業である株式会社セキドパートナーズは、株式会社JPP、株式会社積木製作、但馬米穀株式会社と共同で、スマート農業技術を活用した次世代型農業の研究・開発を行うプロジェクト「春日部みどりのPARK共同事業体」を発足した。 「春日部みどりのPARK共同事業体」は、農業用ドローン等を活用した次世代型農業技術の研究・開発事業を柱に、各種研究成果を伝える講習会やドローンスクール、地域活性化に向けたイベント等を実施する共同事業体である。 2022年春には、埼玉県春日部市にある旧富多小学校跡地を利用した共同事業施設「春日部みどりのPARK」を開設する予定とのこと。 電力システムを備えた研究・開発施設 「春日部みどりのPARK共同事業体」が開設を予定している「春日部みどりのPARK」は、小学校跡地の構造物や立地を活用して建設する太陽光発電と

                                              次世代型農業研究プロジェクト「春日部みどりのPARK共同事業体」が発足 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                            • 「農業×サステナビリティ」をテーマにしたオンラインセミナーが10月28日に開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                              農業先進国イスラエルの潅水機器メーカーであるネタフィム社の日本法人ネタフィムジャパン株式会社は、アメリカ合衆国を本拠に企業のビジネス成長を支援するフロスト・アンド・サリバン社の60周年を記念したオンラインセミナー「テクノロジーがもたらすスマート農業化の未来と変革」を2021年10月28日(木)に開催する。 ネタフィム社は、農作物の潅水作業に必要な装置や機器を開発するアグリテック企業。国土の半分以上を砂漠地帯が占めるイスラエルを本拠に、農作物の成長に必要な水分と肥料を同時に与える点滴灌水システムを提供している。 サステナビリティな農業生産に向けた講演を予定   「テクノロジーがもたらすスマート農業化の未来と変革」は、世界全体が直近の課題として掲げる「サステナビリティ」をコンセプトにしたオンラインセミナーである。 当日は、稲作を対象にした点滴灌水の研究を進める香川大学農学部の豊田正範教授やロボ

                                                「農業×サステナビリティ」をテーマにしたオンラインセミナーが10月28日に開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                              • ダイエット中にお米は何合食べていいの?【栄養士コラム】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                栄養士の堀口泰子です。 これまで、理想的な体づくりのために、ごはんは減らしすぎない、よく噛んで必要量をしっかり食べましょう! とお伝えしてきました。 では具体的にどれくらい食べてもいいのか、ダイエットを考えた場合、どのように食べたらいいのかご紹介しましょう。 1日のご飯量の理想は女性2合、男性3合 みなさんは1日にどれくらいお米を食べていますか? 1日に必要なエネルギー量は性別、年齢、体格や活動量などによって個人差はありますが、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、平均的な体格と活動量の男女の推定エネルギー必要量は、成人男性でおよそ2700kcal前後、成人女性でおよそ2000kcal前後としています。 そのうち、炭水化物は全体の50〜65%の割合で摂取することが望ましいとして、「日本人の理想的なエネルギー産生栄養素バランス」に示しています。 そこでわかりやすく炭水化

                                                  ダイエット中にお米は何合食べていいの?【栄養士コラム】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                • イチゴ栽培ハウスの環境データをまんべんなく収集する方法 〜 農研機構・九州(後編) | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                  施設栽培でのイチゴの収量と品質を高めるためには、施設内の温度や湿度などの環境データの収集が欠かせない。その際、緻密な栽培管理につなげるうえで課題となるのは、「施設の一部ではなく全体の環境データを取れるかどうか」である。 イチゴの輸出拡大に資する課題に打ち込む、農研機構や九州大学などの研究チームが目を付けたのは収穫台車だ。 イチゴの研究に携わる農研機構の曽根一純さん(左)と日高功太さん 収穫台車にセンサーを搭載 研究チームが開発している環境データを収集するセンサーは収穫台車に搭載する。収集するデータは温度と湿度、二酸化炭素、照度。栽培ベッドの各所にはQRコードを付ける。収穫台車に装着したカメラがこれを読み取り、環境データを収集した場所や時刻を特定できるようにする。 念のために説明すると、収穫台車とは人が手で押して畝間を進みながら、イチゴの実をもいで台車に載ったコンテナに入れていく器具。農家は

                                                    イチゴ栽培ハウスの環境データをまんべんなく収集する方法 〜 農研機構・九州(後編) | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                  • AI獣害対策に向けたデータセンシング、兵庫県でスタート | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                    兵庫県南あわじ市灘白崎で「あわじのむらづくり」を推進する合同会社ばとんは、三重大学大学院生物資源学研究科助教授の内藤啓貴氏と共同で、独自の獣害対策システムを開発するために必要な情報を収集するデータセンシングを開始した。 野生動物のデータを採集しAIに学習させる 同社が推進する「あわじのむらづくり」は、美しい景観と荘厳な雰囲気が魅力の兵庫県南あわじ市灘白崎に人と自然が調和した持続可能な地域をつくるプロジェクトである。 兵庫県南あわじ市灘地区は、 ビワやみかんなど柑橘類の栽培が盛んな地域として知られているが、近年は野生動物による被害を理由に、栽培そのものを諦めてしまう農家が増えているという。 今回のデータセンシングは、「AIによる野生動物の自動検知システム」および「検知したデータに基づく野生動物の自動追払いシステム」の構築に必要な野生動物の熱画像データや音声データを収集するもの。現地では「令和

                                                      AI獣害対策に向けたデータセンシング、兵庫県でスタート | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                    • 施設園芸向け自走式運搬&噴霧ロボット、愛知県のロボット推進事業に採択 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                      有機農業・ロボット技術・AIの3つを組み合わせて持続可能な農業生産の実現を目指す株式会社トクイテンは、愛知県が主催するサービスロボット社会実装推進事業「あいちロボットトランスフォーメーション(ARX)」の採択を受けた。 「あいちロボットトランスフォーメーション(ARX)」は、ロボット技術を活用した社会変革を目標に、専門家が監修した実証実験を実施して、その機能や効果を広く社会に発信する取り組みである。 トマト農園で運搬や農薬散布の検証を実施 同社が採択を受けたロボットは、施設園芸向けに開発された自律走行型の運搬・噴霧ロボット。 実証実験では、愛知郡東郷町にある同社のトマト農園「Toma ROSSO TOGO FARM」をフィールドに、以下の内容を実施する。 1.収穫物の運搬 実証内容 ・安全性の確認 ・人件費の削減 ・その他の効果 実施内容 ・運搬作業の一部のロボット化 ・作業時間の計測 ・

                                                        施設園芸向け自走式運搬&噴霧ロボット、愛知県のロボット推進事業に採択 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                      • 農副連携の優れた事例を全国へ「ノウフク・アワード2021」募集開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                        農林水産省は、農福連携に取り組んでいる優れた事例を表彰し、全国への情報発信を通じて他地域への横展開を図る「ノウフク・アワード2021」の募集を開始した。募集期間は2021年9月16日(木)から11月12日(金)まで。 農副連携の気運を国民的運動へ 農福連携は、障害者に農業で活躍してもらい、自信や生きがいを持って社会に参画していただくための取り組み。担い手不足や高齢化が進む農業分野において、働き手の確保につながるものであるとともに、共生社会の実現にも貢献する。 「ノウフク・アワード」は、こうした農福連携を全国的に広く展開し、各地域において定着させていくことを目的として、優良な事例を表彰し、全国への発信を通じて他地域への横展開を図るとともに、国民的運動として推進していくためのもの。農福連携を国民的運動として推進するため、農林水産省が関係団体等と連携して昨年3月に設立した「農福連携等応援コンソー

                                                          農副連携の優れた事例を全国へ「ノウフク・アワード2021」募集開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                        • こゆ財団とアスエネが業務提携 低炭素農業実現に向けた取り組みを推進 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                          CO2排出量を見える化するクラウドサービス「アスゼロ」を提供するアスエネ株式会社と一般財団法人こゆ地域づくり推進機構は共同で、宮崎県児湯郡新富町の基幹産業である農業を中心に地域社会の低炭素化を実現する取り組みを開始した。 「アスゼロ」を導入した農業生産を実施 宮崎県児湯郡新富町は稲作や施設園芸、畜産など約2200ヘクタールの農地を活用した多様な農業生産が行われている宮崎県有数の農業生産地である。 宮崎県児湯郡新富町 今回の取り組みは、2021年12月に両社が締結した業務締結に基づくもので、2022年上旬には新富町の複数の農家を対象に「アスゼロ」を導入して、CO2の排出量の削減プランを策定する脱炭素ソリューションの検証を開始する方針を固めている。 業務提携のスキーム図 「アスゼロ」の主な特長は以下の通りだ。 1.スキャンするだけでCO2排出量を自動で見える化。 自社だけではなくサプライチェー

                                                            こゆ財団とアスエネが業務提携 低炭素農業実現に向けた取り組みを推進 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                          • 「生産管理が難しい育苗だからこそ、システム化したかった」〜苗最大手企業 ベルグアースの戦略(前編) | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                            自分で育てず買ってくる苗は「購入苗」と呼ばれる。その野菜苗の最大手が、愛媛県宇和島市に本拠を置くベルグアース株式会社だ。 作るには高い技術が必要で、生育が良いことが知られる「接ぎ木苗」を中心に、年間3710万本を売る。苗はかさばるうえに長時間の輸送に向かず、各地に小規模の業者が多く存在する。そんな中で、同社は全国、果ては海外に直営やグループ農場を拡大しており、業界再編の旗手と言える。 そんなベルグアースを一代で育て上げた山口一彦社長に、海外進出やAI導入も含めた戦略を聞いた。 山口一彦(やまぐち・かずひこ) ベルグアース株式会社代表取締役社長。1957年生まれ。1996年に山口園芸を設立し、2001年にベルグアースを設立。同社は主に接ぎ木野菜苗(トマト、キュウリ、ナス、スイカ、メロンなど)を販売。売上高は48億8500万円(2019年10月期)、従業員294人。岩手県、茨城県、長野県、愛媛

                                                              「生産管理が難しい育苗だからこそ、システム化したかった」〜苗最大手企業 ベルグアースの戦略(前編) | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                            • 簡単!玄米粉のつくり方【意外と使える!玄米粉の活用レシピ その1】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                              フードコーディネーターであり、米粉マイスターの平沢あや子さんに、玄米粉の活用レシピを教えていただくこの連載。1回目である今回は、基本の「玄米粉」のつくり方を教えていただきました! お家時間が増えるなか、ホットケーキミックスや小麦粉を使ったお菓子づくりをしてみた!という方も多いかもしれません。 その小麦粉を、玄米粉に変えてみませんか。 ミネラルや食物繊維も豊富な玄米粉なら、小麦粉では取れない栄養素を取れて、玄米粉ならではのもちもち感を味わえます。 買うとちょっと高い玄米粉ですが、意外と簡単に自宅でもつくることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。 玄米粉は、玄米を粉にしたもので、精白米のうるち米やもち米を粉にしたものよりビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素がとても多く含まれています。例えばアミノ酸のひとつでストレスを和らげる効果が期待されるGABAも含み、健康に良い粉と注目され

                                                                簡単!玄米粉のつくり方【意外と使える!玄米粉の活用レシピ その1】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                              • 【コラム】玄米おにぎりはひと工夫で食べやすく〜じゃこ・肉みそ・梅こんぶ【玄米を楽しむレシピ】 - 白米・玄米・無洗米玄米の通販サイト|スマートアグリフード(スマ直)

                                                                はじめまして。料理研究家の秋元です。 今月から全5回、こちらで玄米のお話とレシピをご紹介させていただくことになりました。 玄米との出会いは「食生活アドバイザー」という資格を取得し、食養生の勉強をしていた30代。主食をすべて玄米に代えていた時期もありましたが、自分の趣向や体に合わせ、白米と玄米両方を楽しむ現在のスタイルへと変化しました。小学生の双子の母ということもあり、毎日の食事は、早く、美味しく、健康に、そして楽しく!作りたいと思っています。 こちらのページでは、これから毎月、玄米を楽しむためのレシピ、そして“知っておくと役に立つお話”をお伝えしていきたいと思っています。堅苦しい話はありません。ゆるりとお付き合いいただけるとうれしいです。 食生活に取り入れたい栄養豊富な玄米 「硬い」「炊くのがめんどう」「においが気になる」というネガティブなイメージを思い浮かべる方も多い玄米。でも、なんとな

                                                                • 生産管理からデータ分析までサポートする4つの新スマート農業サービス | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                  農林水産省により「スマート農業」が推進され始めてから、さまざまな技術が登場してきた。 技術面から見ると、AI(人工知能)、IoT、ロボット、ドローン、画像解析、自動走行などなど、これまで農業以外の分野で培われてきたものが、農業という新たなフィールドに役立つものとして進出してきたとも言える。 しかし、そうした技術開発の多くは、それぞれの研究機関や企業が得意とする分野からスタートしている。そのため、栽培に始まり、収穫や販売までを担えるようなサービスはまだまだ多くはない。 今回ご紹介する株式会社オプティムもそんなテクノロジー企業のひとつだが、「ITを空気に変える」というスローガンのもと、個別の技術ではなくトータルで農業を儲かる産業にしたいと考えている稀有な企業だ。2022年4月に4つの新たなサービスがリリースされるという。 2021年11月30日(火)に開催されたオンラインイベント「OPTiM

                                                                    生産管理からデータ分析までサポートする4つの新スマート農業サービス | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                  • アトラックラボ、レールを自動走行する電動台車を開発 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                    埼玉県を本拠にAIやICTを活用した無人機の開発・設計を手がける株式会社アトラックラボは、ビニールハウス内に設置したレール上を自動で走行する汎用電動台車を開発した。 AIカメラを使用した自律運転にも対応 同社が開発した汎用電動台車は、電気自動車等にも採用されているインホイールモーターを搭載した自律運転用台車「AT-Cart」のレール走行モデル。 200ミリから1500ミリ幅のレール上を一定の速度で走行できるのが特長で、マグネットセンサーを使用した折り返しやAIカメラを使用した自律運転にも対応している。車両重量は18kg(※レール幅600用)で、最大積載量は100kg。レールへの乗り降りやレール外での走行・旋回も可能とのこと。 株式会社アトラックラボ http://attraclab.com

                                                                      アトラックラボ、レールを自動走行する電動台車を開発 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                    • データ栽培管理により反収増を実現したゆめファームの今年の成果【窪田新之助のスマート農業コラム】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                      JA全農が施設園芸で高収量を実証する圃場として設けた「ゆめファーム」が目覚ましい成果を挙げた。施設園芸の主要品目であるキュウリとトマト、ナスで全国最多、あるいはそれに近い反収を挙げることに成功した。 3品目のうち、キュウリの実績については以前紹介した通りだ。 参考記事:JA全農が佐賀県でキュウリの反収55tを上げられたノウハウとは https://smartagri-jp.com/smartagri/2391 すなわち、10a当たりの収量は養液栽培と土耕栽培ともに55t程度を達成した。一方、トマトでは40t、ナスでは35tという成績である。 増収を目的とした栽培方法を導入 高い反収を挙げることができた理由はいくつかある。ナスについては、珍しい「つるおろし栽培」を導入した。面倒な剪定作業で春先の作業が遅れると、過繁茂で高湿になり、病気が発生して減収につながる。つるおろし栽培にすることで病気の

                                                                        データ栽培管理により反収増を実現したゆめファームの今年の成果【窪田新之助のスマート農業コラム】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                      • 22haの果樹経営で「最も機械化を果たした」青森県のリンゴ農家(前編) | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                        青森県の農業産出額の25%ほどを占めるリンゴを作るうえでの課題は、労働集約的であること。作り手の高齢化が極まる中、機械化やロボット化は喫緊の課題である。 いち早くその解決のために機械化を進めてきた鰺ヶ沢町の木村才樹さん(60)を訪ねると、ほかの果樹経営にとっても示唆に富む取り組みをしていた。 リンゴ園22haを経営する木村さん 経営耕地面積は県内平均の20倍 「リンゴの経営面積は22haだね」。木村さんに筆者が経営概況についてまずうかがうと、こう返ってきたので驚いてしまった。 青森県で農家がリンゴを作る平均的な面積は1.1ha。その20倍ほどの面積をこなす木村さんは「うちほどリンゴを作っている農家はいない」と語る。 これだけの規模をこなせる理由は、機械化しているからだ。しかし、その導入には前提となる条件がある。それを知るため、園地に連れていってもらった。 機械が入れる園地とは 国道から脇道

                                                                          22haの果樹経営で「最も機械化を果たした」青森県のリンゴ農家(前編) | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                        • 農研機構、干ばつを再現し気候変動対策に役立てる自動潅水システムを開発 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                          農研機構は、かずさDNA研究所、株式会社テックスと共同で、自然界で発生する干ばつ状態や冠水状態を屋内で再現する「iPOTs」を開発した。 IoTとセンサー技術で干ばつ状態などを再現 「iPOTs」は、IoTとセンサー技術を融合させることで自然界で発生する干ばつ状態や冠水状態を屋内で再現する世界初のシステム。 各ポットに設置された水位センサーを利用して土壌水分を個別に遠隔制御できるため、干ばつ状態と冠水状態の両方を同時に再現しながら観察が行えるというもの。 人工気象室内に設置した「iPOTs」 出典:農研機構(https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nics/144391.html) 研究では、潅水チューブや点滴潅水など地表面潅水の課題である潅水のムラを無くすため、農業用ポット底面に取り付けたチューブを利用して受水タン

                                                                            農研機構、干ばつを再現し気候変動対策に役立てる自動潅水システムを開発 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                          • 東京農工大学、植物工場で生産したブルーベリーの冬季出荷に成功 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                            国立大学法人東京農工大学と日本ガスコム株式会社は、荻原勲名誉教授が開発した通年生産技術と日本ガスコムのグループ企業であるアグリガスコム株式会社の植物工場を活用して生産したブルーベリーの冬季出荷に成功した。 東京都新宿区にある伊勢丹新宿店に出荷されたブルーベリー 出典:https://www.tuat.ac.jp/outline/disclosure/pressrelease/2021/20211203_01.html 連続開花結実法を開発 ブルーベリーの収穫時期は6月から9月の間で、冬の時期を迎える12月頃になると休眠期と呼ばれる時期に入るため通常は冬季に出荷できない。 研究では、荻原 勲名誉教授らが東京農工大学のキャンパスにある先進植物工場研究施設内に、春・夏・秋・冬それぞれの環境を再現できる部屋を設置して、ブルーベリーのライフサイクルを短縮する研究を実施。その結果、通常の4~5倍の収量

                                                                              東京農工大学、植物工場で生産したブルーベリーの冬季出荷に成功 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                            • 千葉県でナシ栽培の省力化や気候変動に対応するスマート農業の実証開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                              千葉県が代表機関を務めるコンソーシアム「千葉県ナシ栽培スマ農コンソ」は、ロボットやAI、ICT等のスマート農業技術を活用して、ナシ栽培の労働負荷軽減や気候変動に対応した体系づくりに取り組む実証事業を市川市・成田市のナシ農園で開始した。 3つのテーマで実証事業を実施 千葉県は、全国1位の栽培面積と産出額を誇るニホンナシの名産地。二ホンナシは、海外での需要も高い人気の農作物だが、近年は気候変動の影響による生育ステージのばらつきや生産者の高齢化、後継者不足等の課題を背景に、生産量が年々減少している状況という。 今回の実証事業では、ニホンナシ栽培の具体的課題である、生産量の向上、環境配慮型農業への転換、栽培技術の継承を目的に、「収穫作業」、「薬剤防除」、「生育予測」の3つをテーマにした実証実験を実施していく。 実証事業の内容 1.ヒト自動追従ロボット作業車の開発・実証 除草剤散布モジュールを搭載し

                                                                                千葉県でナシ栽培の省力化や気候変動に対応するスマート農業の実証開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                              • パンより太りにくい? 炭水化物の中でも「お米」がおすすめな理由 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                                料理研究家でごはんソムリエの秋元です。この連載ではお米をおいしく食べるために“知っておくと役に立つお話”やレシピをお伝えします。 お米の消費量は年々減少していますが、その一方で脂質やエネルギーの摂取量は増加傾向にあります。これは糖尿病などの生活習慣病の原因であるとも言われていて、近年では子どもの肥満や生活習慣病も増えています。 また、日本人は糖質を分解してエネルギー源とする際に必要な「インスリン」の分泌能力が欧米人より低いと言われています。近年増えてきた欧米型の食生活では、それに見合った量のインスリンを分泌できず、糖尿病になりやすい傾向にあるのです。 健康には、やはり日本人が昔から食べてきた「お米」がおすすめ。ごはん食にどんなメリットがあるのかご紹介します。 お米の献立はバランスがとれる 健康のためには、低脂質でバランスのよい食事と食べすぎないこと(腹八分目)がまずは大切。ごはんに味噌汁、

                                                                                  パンより太りにくい? 炭水化物の中でも「お米」がおすすめな理由 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                                • 木下工務店、水耕栽培システムを備えた「都市型農園の家」モデルハウスを池袋にオープン | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                                  株式会社木下工務店は、“都市型農園の家”をコンセプトとした3階建ての新モデルハウス「池袋展示場」を池袋・千川ハウジングギャラリー内にオープンした。水耕栽培(ハイドロポニック)システムの菜園や植物育成LEDライトを備え、都市部の住宅内でも農業ができる住まいとなっている。 家の中で農業ができる仕組みで“家産家消”を目指す 世界情勢の悪化による物価高騰や、自然災害、天候不順、世界人口の増加による食料需要ひっ迫のリスクが年々高まっている。また、家庭菜園にしても、都市部では敷地面積の確保や、建物が近接する中で必要な日当たりの確保が難しい。 こうした背景の下、同社は自分が必要とし消費する食料はできるだけ自分の家で生産する“家産家消”をテーマに掲げ、家の中で農業ができる仕組みを持つ“都市型農園の家”を提案した。 今回オープンしたモデルハウスでは各フロアに「育成室」が配置され、太陽光発電を利用した植物育成

                                                                                    木下工務店、水耕栽培システムを備えた「都市型農園の家」モデルハウスを池袋にオープン | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」