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スマートアグリの検索結果241 - 280 件 / 414件

  • スポーツをする子どもの主食に「ごはん」が良いのはなぜ? | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

    健やかな成長のために、子どもにはしっかり食べて欲しいものです。スポーツをしていれば尚更ですね。 しかし、食が細い、朝食が食べられない、好き嫌いがあるなど、理想通りとはいかない人も多いのではないでしょうか。運動部の学生が山盛りのごはんを食べるシーンを目にしたことがあると思います。小学生や中学生ではどうでしょうか。また、ごはん食にすると、実際にどんな利点があるのでしょうか。 スポーツをする子ども、いわゆるジュニアアスリートに必要な食事とごはん食(お米)の関係について解説します。 子どものエネルギー必要量は予想以上に多い 成長期の子どもに必要なエネルギー量は、発育を加味する必要があります。スポーツをしていれば、消費するエネルギー量が増加するので、必要量はさらに多くなります。スポーツをする子どもはたくさん食べなくてはならないことは想像できますが、実際のところ必要エネルギー量はどれくらいなのでしょう

      スポーツをする子どもの主食に「ごはん」が良いのはなぜ? | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
    • マプリィと福島大学、果樹の画像解析による省力化の共同研究をスタート | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

      株式会社マプリィと福島大学農学群食農学類農業生産学コース果樹園芸学研究室は共同で、モモなどの樹体を撮影した画像と画像解析技術を組み合わせて、樹形の状態の変化を確認する技術の開発に向けた研究を開始した。 果樹栽培の省力化を目指す マプリィは、地理空間情報アプリ「mapry」を提供する企業。測量、林業、防災、農業、建設など地理空間情報を活用した事業を展開する企業・団体・個人を対象に、特定の地点や区域の情報を示した三次元データを提供しているほか、農業分野では「令和3年度スマート農業実証プロジェクト」の一環として、果樹の生育状況や病害虫被害を把握するリモートセンシング技術の開発・構築を進めている。 福島大学農学群食農学類農業生産学コース果樹園芸学研究室は、果樹栽培の方法や遺伝子情報の分析、品質の向上、収量の安定化を研究する果樹栽培専門の学内研究機関。 放射性セシウムの分配やICT化、生産、流通など

        マプリィと福島大学、果樹の画像解析による省力化の共同研究をスタート | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
      • 天地人、地球規模の課題解決に向けたプログラムで日本企業初の優勝 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

        地球観測衛星データを活用した土地評価エンジン「天地人コンパス」を提供する株式会社天地人は、地球規模の課題解決に向けたプログラム「Gravity Challenge」で優勝したことを発表した。 樹木間のスペースに着目 同社は、イギリスの果樹栽培企業であるBardsley社とその関連企業で炭素排出量取引のプラットフォームを運営するBx社が掲げる「炭素排出量削減に向けて土の健康を維持し、荒廃した土地を再生する事業」という課題に対して提案を行った。 今回の課題では果樹園の樹木間にあるスペースに着目し天地人コンパスを活用。各土地の気候風土に適合し、かつ最も土の中に炭素を固着させる可能性のある植物を特定できるソリューションのプロトタイプを開発したという。 天地人が開発したソリューションの特徴 炭素を土の中で固着する各土地の気候風土に合った植物を特定。 Bx社が保有する炭素取引プラットフォーム上で活用で

          天地人、地球規模の課題解決に向けたプログラムで日本企業初の優勝 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
        • 岡山県のやまこうファーム、太陽光利用の温室で国産コーヒーの収穫に成功 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

          コーヒー苗の販売やコーヒー栽培のコンサルティング事業を展開するやまこうファーム株式会社は、太陽光パネルを設置した温室ハウスを利用して栽培した国産コーヒーの初収穫に成功した。 初収穫した国産コーヒーの実 太陽光パネルを活用したコーヒー栽培 やまこうファームは、国産コーヒーの栽培に取り組む岡山県岡山市の農業法人。バナナやパパイヤなど日本での栽培が難しいといわれている熱帯植物の栽培に成功しているのが特長で、自社農園の観光事業化や六次産業化にも取り組んでいる。 やまこうファームのコーヒーの木 やまこうファーム代表の山本耕祐氏 今回収穫に成功したコーヒーは、太陽光パネルを設置した温室で栽培されたもの。コーヒーは直射日光を嫌うため、太陽光パネルの遮光部分との相性がいいという。 太陽光パネルを設置した栽培施設 現在はコーヒー農園を開設したい個人・企業・団体を募集して国産コーヒーの栽培をサポートする「JA

            岡山県のやまこうファーム、太陽光利用の温室で国産コーヒーの収穫に成功 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
          • コロナ禍で急速に進化するICT活用とスマート農業【生産者目線でスマート農業を考える 第7回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

            こんにちは。日本農業サポート研究所の福田浩一です。 前回は、「徳島県のミニトマトハウスで見たスマート農業で、軽労化と高能率化を同時に実現する方法」と題して、Society5.0を先取りした事例を紹介しました。 今回も私が携わったスマート農業実証プロジェクトの事例をご紹介しようと考えていたのですが、2021年1月に首都圏や関西圏を中心に緊急事態宣言が再度発令されました。コロナ禍はしばらく続くと予想され、今後は「アフターコロナ」ではなく「ウィズコロナ」となって常態化されることでしょう。 私は2019年(令和元年)から、スマート農業実証プロジェクトに携わっています。民間のコンサルタントとして企画、提案書の作成はもとより、プロジェクト開始後は生産者に作業日誌を記帳していただいたり、農研機構に提出するための資料としてスマート農業を取り入れた場合とそうでない場合の経営分析をしたりしています。 スマート

              コロナ禍で急速に進化するICT活用とスマート農業【生産者目線でスマート農業を考える 第7回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
            • 国産ドローンの合弁会社「NTT e-Drone Technology」誕生 エンルートの開発技術を譲受 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

              東日本電信電話株式会社(NTT東日本)、株式会社オプティム、株式会社WorldLink&Companyは1月18日、ドローン分野における新会社「株式会社NTT e-Drone Technology」(NTT e-Drone)の設立を記者会見にて発表した。3社による共同出資で、NTT東日本が筆頭株主の合弁会社となる。 また、ドローンの開発に関しては、スカパーJSATグループの国産ドローン企業であるエンルート株式会社の開発事業が一部譲受される。 左から、株式会社オプティム代表取締役社長の菅谷俊二氏、株式会社NTT e-Drone Technology代表取締役社長の田辺博氏、同社代表取締役サービス推進部長の山﨑顕氏、株式会社WorldLink&Company代表取締役社長の須田信也氏 国産ドローンの社会実装によりスマート農業を推進 NTT e-Droneの社長に就任したNTT東日本の田辺

                国産ドローンの合弁会社「NTT e-Drone Technology」誕生 エンルートの開発技術を譲受 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
              • 新潟県産「こしいぶき」の特徴は?どんな人におすすめ?【お米の銘柄紹介】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                みなさんは家庭で食べるお米にこだわっていますか? いつも何となく買っている……という方も多いのではないでしょうか。 しかし今や、お米の銘柄数はなんと300を超えます。よく知られているコシヒカリやあきたこまち以外にも、最近はスーパーやテレビCMでも特徴的な名前のブランド米を見かけるようになりました。 お米の品種それぞれの特徴を知って、もっと毎日の食事を楽しみませんか? ここでは、おすすめのお米の銘柄をピックアップし、その特徴を紹介していきます。 今回取り上げるのは、新潟県産「こしいぶき」です。 新潟県産「こしいぶき」とは? コシヒカリの孫にあたるお米 新潟県と言うとコシヒカリのイメージが強いと思いますが、こしいぶきも代表的な品種のひとつ。コシヒカリを親にもつ「ひとめぼれ」と「どまんなか」の交配によって生まれた新潟県の新品種で、県外ではほとんど手に入りません。 元々は新潟県でコシヒカリ以外の品

                  新潟県産「こしいぶき」の特徴は?どんな人におすすめ?【お米の銘柄紹介】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                • 【コラム】管理栄養士が教える!かんたん献立「ごはん+食べる味噌汁」で子どもに不可欠な栄養素を補おう - 白米・玄米・無洗米玄米の通販サイト|スマートアグリフード(スマ直)

                  栄養満点な「お米」。前回の記事では、そんな白ごはんに不足しがちな、子どもの成長に不可欠な栄養素と、どんな食品をプラスしたらいいかお伝えしました。 ■前回の記事はこちら 白ごはんにプラス1で子どもの栄養もバッチリ! 管理栄養士が教える、子どものココロとカラダを豊かにする食事 今回はその中でも「ごはん+味噌汁」の献立にフォーカスし、どんなメリットがあるのか、さらに栄養満点な“食べる味噌汁”のおすすめレシピを紹介していきます。 子どもの主食は「ごはん」が最良 ごはんはパンに比べゆっくりと消化吸収され、腹持ちが良く満足感があるとお話ししましたが、それにより、体に脂肪を溜め込むホルモンの分泌もゆっくりになるため、体脂肪の蓄積も抑えることができ、粉食よりも太りにくいと考えられています。 パンや麺類が朝ごはんや昼ごはんの場合、お腹が空く時間が早くなりませんか? エネルギー量も十分ある割に、腹持ちが良くな

                  • ヤマガタデザインと井関農機、庄内地方の環境保全型農業モデル構築で連携 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                    農業経営者育成学校の運営などを手がけるヤマガタデザイン株式会社と国内農機大手の井関農機株式会社は、山形県庄内地方の地域活性化を目的に両社が保有する技術やノウハウを活用する「環境保全型農業モデルの構築による街づくりに関する連携協定書」を2022年2月3日に締結した。 連携の主な内容 1.環境保全型農業モデルの構築 ヤマガタデザインが展開する各種農業事業(生産販売・人材教育・ハード開発)と井関農機が保有する農業技術ソリューションを組み合わせて、有機栽培を軸とした環境保全型農業モデルの構築に取り組む。 2.地域農業の発展を担う人材の育成 次世代の若手農業経営者を対象に環境保全型農業を学べる機会を提供していくと同時に農業機械の使い方やメンテナンスに関する講座を開催していく。 3.地域教育向上への取り組み ヤマガタデザインが運営する児童教育施設「キッズドームソライ」等を活用して、先端農業をベースとし

                      ヤマガタデザインと井関農機、庄内地方の環境保全型農業モデル構築で連携 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                    • ジメジメ梅雨でもさっぱり! 冷たいお粥のススメ「だしかけ冷やし粥」 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                      はじめまして! 24時間お粥のことを考えている人こと、お粥研究家の鈴木かゆです! ジメジメっとしたこの季節。ついつい冷たい飲み物や刺激的な食べ物で胃腸を酷使しがち。 そんなときにおすすめのさっぱり粥がありまして。その名も「だしかけ冷やし粥」! お粥にお好みの具材をのせて、濃いめのおだしをかけるだけ。 さっぱりしたものを欲するときや、お酒のシメ、発熱時にもじゅるじゅるっと食べられる、我が家の定番の一皿です。おだしの香りが食欲をかきたてるから、食欲がないときでもぺろっとイケちゃうのです。 そしてそして! このお粥の一番の魅力は、家にあるもので成り立つこと。 冷やし中華やそうめんに合う具材、冷蔵庫に眠っていませんか? お粥は「米・水・塩」で作ることもできますし、レトルト粥でもOK。気軽に作れて、ペロッと食べられる「だしかけ冷やし粥」。ぜひお試しください! おすすめのおだし おだしは、味噌汁を作る

                        ジメジメ梅雨でもさっぱり! 冷たいお粥のススメ「だしかけ冷やし粥」 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                      • ポケットマルシェとみんな電力、ソーラーシェアリング事業で提携 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                        再生可能エネルギー事業を展開する株式会社UPDATERは、株式会社ポケットマルシェと連携して「ポケットマルシェ」の利用者に再生可能エネルギー100%の電力を販売する電力小売事業と営農型太陽光発電の導入を支援するソーラーシェアリング事業を2022年2月から開始する。 UPDATERは、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーを利用した「みんな電力」を提供する企業。 電力の生産者である発電者の顔やストーリーも一緒に届けている。 ポケットマルシェは、産直ECプラットフォーム「ポケットマルシェ」を運営する企業。 野菜や果物、魚や肉など全国の生産者が生産した食材の魅力を生産者のストーリーにのせて紹介している。 生産者と消費者のつながりを重視 今回の2つの事業は、「生産者と利用者の顔の見える関係」を重視する両社の思いが一致して実現したもの。 事業の詳細は以下の通りだ。 電力小売事業 ・2022年度内

                          ポケットマルシェとみんな電力、ソーラーシェアリング事業で提携 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                        • 種苗法改正を前にあらためて考えたい「品種の多様性」 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                          2020年1月の通常国会で継続審議とされていた種苗法改正の審議が、11月11日に始まった。改正をめぐる議論で、ずっと気になっていることがある。 それは、ともするとF1種と、固定種や在来種、伝統品種が対立するものであるかのように論じられることだ。実際には、私たちの食生活はさまざまな品種が共存することで成り立っている。 F1種 vs 伝統品種ではない 私たちの日々の食事は、品種の多様性に支えられている。このことは、献立に使った食材の品種を考えるとよくわかる。 たとえば、わが家のある晩の献立はこうだった。 栗ご飯、枝豆、ほうれんそうのおひたし、白菜と豚ひき肉の中華風炒め。 豚以外の素材ごとの品種を挙げると、こうなる。 栗ご飯:西明寺栗(丹波栗の系統を引き、秋田県仙北市西木町の旧西明寺村で作られた在来種で固定種)、雪若丸(山形県産の登録品種で固定種) 枝豆:丹波黒(黒大豆の在来種で固定種) ほうれ

                            種苗法改正を前にあらためて考えたい「品種の多様性」 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                          • JA向け営農指導プラットフォーム「AGRIs by JA」がリリース | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                            株式会社AGRI SMILEは、とぴあ浜松農業協同組合(静岡県浜松市)、 晴れの国岡山農業協同組合(岡山県倉敷市)、越智今治農業協同組合(愛媛県今治市)の3つのJAと共同で、農作物の栽培技術を動画で配信する農業協同組合向けの営農指導プラットフォーム「AGRIs by JA(アグリス バイ ジェーエー)」をリリースした。 作況調査対象農作物の87%を網羅 「AGRIs by JA」は、対面で行われているJA組合員向けの営農指導を動画で配信するDXソリューションである。 主な機能は以下の通り。 JAの営農指導員が実演・解説する100トピック以上の栽培技術の動画を視聴できる。 畝立て作業や農薬散布、 出荷調整など農業生産に必要な作業や農業機械のメンテナンスの方法を紹介。 各JAによる産地内限定の動画を配信。 文書やFAX等で知らせていた組合員への案内を掲載できる掲示板を設置。 農薬取締法に基づい

                              JA向け営農指導プラットフォーム「AGRIs by JA」がリリース | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                            • 栽培技術は「特許」よりも「営業秘密」として守る方がいい?【連載・農家が知っておきたい「知的財産」のハナシ vol.9】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                              栽培技術は「特許」よりも「営業秘密」として守る方がいい?【連載・農家が知っておきたい「知的財産」のハナシ vol.9】 本連載「農家が知っておきたい知的財産のハナシ」では、農業分野に携わる方々がこれからの時代に自分たちの「権利」を守り、生かすために身につけておきたい知的財産に関する知識を、各分野を専門とする弁護士の方々に解説していただきます。 前回は、特許権による保護を受けるために配慮すべき「公知・公用」について紹介いただきました。今回は、中村合同特許法律事務所の渡辺光先生に、「特許」でなく「営業秘密」として栽培技術・営農技術を守るメリットを教えていただきます。 第1回において、播種の時期、肥料の配合割合や施肥の時期、農薬の組み合わせや散布の時期、収穫時期の見分け方といった農業に関するノウハウは、関係者以外への開示を制限するなど厳密に管理されていれば、「営業秘密」として不正競争防止法による

                                栽培技術は「特許」よりも「営業秘密」として守る方がいい?【連載・農家が知っておきたい「知的財産」のハナシ vol.9】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                              • サタケはなぜ集落営農の経営を始めたのか | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                株式会社サタケが広島県東広島市で地域の住民らと設立した集落営農法人がある。株式会社賀茂プロジェクトだ。 多くの集落営農組織が全国で赤字に陥る中、農業関連機器の製造会社がなぜその経営に乗り出すことになったのだろうか。 賀茂プロジェクトが管理する水田 高齢化と担い手の将来に不安の声 サタケの本社がある西条駅付近から北に車で向かうこと30分少々。ここ東広島市豊栄町清武はもともと同社のグループの製造部門である佐竹鉄工株式会社(2021年1月にサタケ豊栄株式会社に社名変更)が本社を置いてきた地域だ。 サタケが住民と交流する中で不安の声として高まっていったのが、農業における高齢化と担い手の不足だった。そこで2015年に49%を出資して、地域の稲作農家33戸とともに株式会社賀茂プロジェクトを設立した。 賀茂プロジェクトの代表取締役社長で、サタケ技術副本部長でもある水野英則さんは「地域の方々の支えがあって

                                  サタケはなぜ集落営農の経営を始めたのか | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                • JAみっかびが地域で取り組むスマート農業“環境計測システム”とは? 【生産者目線でスマート農業を考える 第17回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                  JAみっかびが地域で取り組むスマート農業“環境計測システム”とは? 【生産者目線でスマート農業を考える 第17回】 こんにちは。日本農業サポート研究所の福田浩一です。 最近、カンキツ類やモモなど果樹で全国的に有名な産地に足を運ぶことが多くなりました。そこには必ずと言って良いほど、熱心なJAの営農指導員さんがおられます。営農指導員さんの仕事場は、選果場など生産者が頻繁に来られるところの近くに位置することが多く、近隣の生産者にとって最も身近な農業指導者と言えるのではないでしょうか。 スマート農業におけるセンシングというと、ひとつの圃場の生育状況やデータを分析し、改善につなげるものと思われがちです。しかし、広域な気象データなどを分析することで、JAや集落営農といった大きな単位でのブランド価値の維持・向上や、経験と勘だけでは気づけないような、その年ごとの営農指導に役立てることも可能になります。 今

                                    JAみっかびが地域で取り組むスマート農業“環境計測システム”とは? 【生産者目線でスマート農業を考える 第17回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                  • 知っておきたい!子どもの成長を支える「お米」の栄養 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                    管理栄養士の大槻万須美です。 子どもの食事はおとなと比べどんな違いがあるのでしょうか。 単純におとなより体が小さい分食べる量が少ないといった「量」だけではなく、特に注意したいのは、子どもにとって大切な「成長するための栄養」を意識する必要があるということ、また、「子どものころの食習慣はおとなになっても影響する」ということです。 成長期の栄養を支えるごはん(お米)の重要性について解説します。 成長期に必要な栄養素 成長期の子どもの栄養について、特におとなよりも多くとりたい栄養素がいくつかあります。注目したい栄養ポイントは次の3つです。 たんぱく質・カルシウム・鉄をより多く必要とする 年齢や性別によっても多少の差はありますが、日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、子どものたんぱく質・カルシウム・鉄の推奨量は体重当たりでおとなの1.5~2倍以上となっています。しかしながら、鉄やカルシウムの

                                      知っておきたい!子どもの成長を支える「お米」の栄養 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                    • AIで露地レタスの生育を予測 日立ソリューションズとトップリバーが実証開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                      生産計画システム等を展開する株式会社日立ソリューションズ東日本は、長野県を本拠に野菜の生産・販売や新規就農者の育成を手がける有限会社トップリバーと共同で、農林水産省が実施するスマート農業技術の開発・実証プロジェクトのひとつ「AIを活用したレタスの生育予測」の本格運用をトップリバーの御代田農場・富士見農場で開始した。 従来よりも高い予測精度を実現 日本の野菜流通を支える契約出荷では、生産ロスを最小限に抑えながら約束した出荷量を確実に生産することが重要とされている。これまで、農作物の生育予測は、生産者の経験則に基づく方法が主に行われてきたが、気象条件の変動に左右されやすいなどの問題が指摘されてきた。 このような課題を背景に、近年は葉齢の測定など植物生理に基づいた方法の導入も検討されているが、専門家による一定期間の調整が必要になるなど、一般の農業者が導入するには難易度が高すぎる側面があるという。

                                        AIで露地レタスの生育を予測 日立ソリューションズとトップリバーが実証開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                      • 「水稲乾田直播・子実用トウモロコシフォーラム2022」3月2日に岩手県で開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                        農研機構東北農業研究センターは、「水稲乾田直播・子実用トウモロコシフォーラム2022」を2022年3月2日に岩手県盛岡市で開催する。参加費は無料。 「水稲乾田直播・子実用トウモロコシフォーラム2022」は、東北地方で拡大している水稲乾田直播栽培と省力的な作物として関心が高まっている子実用トウモロコシの栽培を組み合わせた水田輪作の内容を検討して、日本の水稲栽培の維持・発展に必要な施策を話し合うイベントである。 当日のスケジュール 1)10:30~10:40|開会・挨拶 ・農研機構東北農業研究センター所長 羽鹿牧太氏 ・岩手県農林水産部農業普及技術課総括課長 小原繁氏 2)10:40~11:20|基調講演 「持続的な水田輪作営農に向けて」 ・農研機構 農業機械研究部門所長 大谷隆二氏 3)11:20~13:35|第1部 水稲乾田直播栽培 座長:農研機構 東北農業研究センター 迫田登稔氏 ・岩手

                                          「水稲乾田直播・子実用トウモロコシフォーラム2022」3月2日に岩手県で開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                        • 農水省、新潟・富山・香川・鹿児島のスマート農業活用支援事例をオンラインで紹介 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                          農林水産省は、農業者等による作業・経営をサポートする多様な農業支援サービスの育成、普及に向けた取り組みの一環として、農業支援サービスイベント「都道府県×農業支援サービス」と題したイベントをオンラインで開催中だ。 全国4地域の「農業支援サービス」の取り組みを紹介 農業支援サービスとは、収穫作業やドローン散布等の受委託、農業機械のシェアリング、農業現場への人材供給等のほか、スマート農業技術を活用したデータ分析サービスなど、農業を支援するサービスのこと。 今回、地域における農業支援サービスの理解を深めるため、地域内外で活躍する農業支援サービス事業者の取り組みを紹介するイベントを、新潟県、富山県、香川県、鹿児島県で行う。オンライン視聴はYouTube、オンラインセミナーはZoomを利用し、オフラインで開催する地域もある。 なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によって、開催内容が変更となる可

                                            農水省、新潟・富山・香川・鹿児島のスマート農業活用支援事例をオンラインで紹介 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                          • 東京農大、学生の新規就農支援に課題解決型ウェブメディア「YUIME Japan」を導入 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                            北海道網走市にある東京農業大学生物産業学部自然資源経営学科は、2022年春からの授業に一次産業専門の課題解決プラットフォーム「YUIME Japan」を導入することを発表した。 北海道網走市にある東京農業大学のオホーツクキャンパス 「YUIME Japan」は、一次産業に特化した人材支援サービス等を展開するYUIME株式会社が運営するWEBメディア。人材に関する悩みや経営に関する悩みなど全国の農林水産事業者から寄せられた課題の解決方法を紹介したコンテンツを提供している。 オンライン授業等を実施 東京農業大学は、 新規就農推進フォーラムの開催、就農関連科目の開講、 学外農業研修・実習、 事後研修の実施など、学生の就農支援に向けたプログラムに力を入れているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響等を背景に、学外での農業実習が難しい状況という。 「YUIME Japan」の導入は、コロナ禍における大

                                              東京農大、学生の新規就農支援に課題解決型ウェブメディア「YUIME Japan」を導入 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                            • 農業向け運搬ロボット「メカロン」、マーケティング機として販売開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                              茨城県つくば市のロボットメーカーである株式会社Doogは、2021年1月に発表した農業向け運搬ロボット「メカロン」のマーケティング機の販売を開始した。価格は250万円~600万円(税別)。 圃場での多様な作業をサポート 「メカロン」は、同社と農研機構が共同で研究・試作を進めてきた農業向けの運搬ロボットである。 特長は、コンパクト・簡単・使い易さの3つで、全国の農業現場を対象に実施してきた実証実験では、ナシやリンゴ、モモやブドウなど果樹栽培を中心に高い評価が得られたそうだ。 今回のマーケティング機の販売は、これらの実証実験の成果を受け開始されたもので、農地を自動走行するメモリトレース機能がサンプル搭載されているほか、荷台のカスタマイズや自動走行に向けたネットワークインタフェース等の提供にも応じている。 価格はバッテリー容量や開発協力の程度によって異なるが、予算に応じた調整も行ってくれるとのこ

                                                農業向け運搬ロボット「メカロン」、マーケティング機として販売開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                              • 体と地球に優しいプラントベースフードとは?ヴィーガンとの違いも解説 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                世界的に注目され日本でも関心が高まりつつあるプラントベースフード。植物性の食品を中心に食べるという点でヴィーガンと混同されることも多いプラントベースフードですが、厳密には摂取可能な食品や考え方で異なる点がいくつかあるようです。 そこで今回はプラントベースフードとはどういった食事法であるかをはじめ、ヴィーガンとの違いや注目を集めている理由を紹介します。 プラントベースフードとは植物性の食材からなる食品や、それらをより多く積極的に取り入れることをコンセプトとした食生活のことを指しています。プラントベースフードでは「野菜、果物、全粒穀物、植物油、ナッツ」など植物性の食材を中心にバランスよく摂ることを推奨していますが、乳製品や卵など動物性の食品を食べることも可能です。 アメリカではこうした食事法のことをプラントベースダイエットと呼んでいて、生活習慣病の発生リスクが低下するなどの健康上のメリットから

                                                  体と地球に優しいプラントベースフードとは?ヴィーガンとの違いも解説 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                • 「BASE」で通販サイトを立ち上げました! 【藤本一志の就農コラム 第19回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                  こんにちは。岡山県真庭市の兼業農家、藤本一志です。 前回・前々回は麦について書きました。調べてみると採算がとれないことが分かり、初心に戻って自給分の栽培から始めようという結論になりました。 さて、今回は2021年の課題でもある「販売体制の整理」に関する内容をお届けします。 実は、先日「BASE」というECサイト作成サービスの勉強会が真庭市内であったので、行ってみました。その勉強会の様子や、実際に「BASE」でサイトを開設してみた感想を記します。 これまでの口頭受付・DMでは注文管理が大変に 2020年までの注文管理は、口頭受付とメールやLINEでのDM(ダイレクトメッセージ)でした。注文数が少なかったので注文管理で困ることはありませんでした。 しかし、2020年の冬あたりから「来年は購入したい」というお声をポツポツいただくようになりました。新規のお客さん、既存客の追加注文、さらには飲食店さ

                                                    「BASE」で通販サイトを立ち上げました! 【藤本一志の就農コラム 第19回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                  • <白米と玄米を混ぜて炊く方法>おいしい水加減や浸水時間は? | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                    料理研究家でごはんソムリエの秋元です。この連載ではお米をおいしく食べるために“知っておくと役に立つお話”やレシピをお伝えします。 玄米だけでは食べにくいなぁと感じる時、簡単に調整できるのが「白米と混ぜて炊く」という方法。通常、炊き方の違うこの2つを、混ぜてもおいしく炊くためのコツを今回はお教えしたいと思います。 混ぜる割合や吸水時間など、意外に簡単! ごちそうが続く年末年始や、体調を崩しやすい時期などは、玄米を中心とした粗食を取り入れ、体調を整えてみてはいかがでしょうか。 玄米と白米、どんな割合で混ぜる? 白米感覚で食べたい場合は「白米5:玄米1」 こちらは白米メインの味わいで、玄米がところどころプチプチと雑穀のように入っている程度の、どなたでも食べられる割合です。玄米はムリ! という方は、ぜひ一度試してみてください。 一番のおすすめは「白米2:玄米1」 玄米を食べやすくするために一番おす

                                                      <白米と玄米を混ぜて炊く方法>おいしい水加減や浸水時間は? | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                    • カトーレック/スマートアグリ事業に新規参入

                                                      カトーレックは4月1日、新規事業としてスマートアグリ事業を開始すると発表した。 完全人工光型植物工場を運営し、主にベビーリーフとエディブルフラワー(食用花)の栽培を行なう。 カトーレックはエレクトロニクス事業とロジスティクス事業で培ってきたノウハウを活用するためアグリ事業へ参入する機会を模索してきた。今回、香川県小豆島で土庄町農林水産課と国立開発研究法人理化学研究所が実証研究を行なっていた次世代型植物栽培システムに着目したもの。 カトーレックの経営資源を最大限に生かしつつ、栽培から収穫、販売、配送までを担う。付加価値の高い植物の栽培を通じて、香川県産品の魅力づくり、ひいては地域の活性化に貢献することを目指す。実証研究の成果と研究をおこなってきた栽培システムを活用し、今後は最先端ICTを駆使することにより新たな栽培データの取得にも挑む。 また、産学間あるいは企業間の連携、他の植物工場事業者や

                                                        カトーレック/スマートアグリ事業に新規参入
                                                      • 「世界農業遺産の地で作った特別栽培米」奥能登でコシヒカリを育てる宮崎さん【スマート米2022農家紹介】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                        全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米作りをしている「スマート米」。先進のIT技術を利用し、農薬や肥料の使用量を最小限に抑えて育てたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米も。各地のおいしい銘柄をラインナップしています。 今回は奥能登で特別栽培米の「コシヒカリ」を育てている、宮崎数馬さん(石川県輪島市 有限会社 ファーマー)に2021年の新米やスマート農業について聞きました。 ■宮崎さんの2021年度産新米「スマート米 奥能登コシヒカリ 特別栽培米」販売はこちら 世界農業遺産の地で育まれた能登の特別栽培米 宮崎さんが米作りをする能登半島は、「能登はやさしや土までも」と称されるように土地が肥えていることで有名です。米どころとして知られる新潟県とほぼ同じ緯度に位置し、なおかつ朝夕の寒暖差が大きいことで、おいしいコシヒカリが出来る産地です。 「スマート米を栽培している田んぼは海に囲

                                                          「世界農業遺産の地で作った特別栽培米」奥能登でコシヒカリを育てる宮崎さん【スマート米2022農家紹介】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                        • 山梨県で最先端技術の実証実験サポート事業がスタート 最大750万円を補助 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                          山梨県は、最先端の技術やサービスを活用した実証実験を支援する「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」の募集を開始した。 対象は、山梨県をフィールドに実証実験を希望する企業で、採択を受けた企業は市町村職員らによるサポートや専門家によるアドバイスに加え、最大750万円の補助が受けられる。第1回事業提案書(概要版)の提出締切は2021年7月16日(金)の正午まで。 農業分野ではスマート農業の連携支援も 「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」は、近い将来、品川~名古屋間のリニア中央新幹線が開業し、山梨県に中間駅が設置されることを機に掲げた「最先端技術で未来を創るオープンプラットフォーム山梨」をビジョンに実施する補助事業だ。 農業分野では、スマート農業に高い関心を持つ農業者や実証実験の実施に必要な圃場の紹介等の支援を行っていく予定とのこと。 支援の具体的内容と今後のスケジュ

                                                            山梨県で最先端技術の実証実験サポート事業がスタート 最大750万円を補助 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                          • オプティムの最先端技術を紹介する「OPTiM INNOVATION 2021 Agri」、11月30日に開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                            オプティムの最先端技術を紹介する「OPTiM INNOVATION 2021 Agri」、11月30日に開催 株式会社オプティムは、「あなたの仕事を変えるDX」をテーマとするオンラインイベント「OPTiM INNOVATION 2021」を11月26日(金)を皮切りに産業別に開催する。参加は無料で、事前申し込みが必要だ。 農業界向けの「OPTiM INNOVATION 2021 Agri」はその第2弾として、2021年11月30日(火)に開催される。 オプティムの最先端事例をパートナーも交えて紹介 「OPTiM INNOVATION 2021」は、すぐにビジネス活用できるAI・IoTソリューションや、AI・IoTの最新活用事例などを紹介するイベントとして、毎年秋に開催されている恒例のイベント。2020年に続きオンラインでの開催となる。 30日の「OPTiM INNOVATION 2021

                                                              オプティムの最先端技術を紹介する「OPTiM INNOVATION 2021 Agri」、11月30日に開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                            • 川崎水族館、動物の排泄物を利用した「循環型水耕栽培」を展示 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                              株式会社ティエラポニカは、動物の排泄物を利用した「循環型水耕栽培」の展示を神奈川県川崎市にあるカワスイ川崎水族館で開始した。 ティエラポニカは、日本と東南アジアを中心に活動するバイオベンチャー企業群ちとせグループに所属する企業。 「植物と微生物の相互作用を科学する」をスローガンに、廃棄有機物を活用した有機水耕栽培の応用研究・事業開発を行っている。 カピバラの排泄物を利用して有機養液を製造 カワスイ川崎水族館は、世界の美しい水辺をテーマにした新感覚のネイチャーエンターテインメント水族館。 照明や音響など最先端の技術を活用した展示ブースが特長で、多摩川ゾーン、アジア・オセアニアゾーン、南アメリカゾーン、アフリカゾーン、アマゾンゾーン、パノラマスクリーンゾーンの6つのエリアがある。 出典:https://kawa-sui.com/ ティエラポニカが展示を開始した「循環型水耕栽培」は、農研機構が特

                                                                川崎水族館、動物の排泄物を利用した「循環型水耕栽培」を展示 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                              • 自然災害にもスマート農業は有効か?【渡邊智之のスマート農業コラム 第7回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                農林水産省が10月27日までに各都道府県から受けた被害報告の集計では、9月に上陸した台風15号の被害額は509億2000万円、10月の台風19号は1221億7000万円。この二つの台風により、計約3万3000ヘクタールの農作物や果樹、67万匹を超える家畜のほか、農業用ハウスなどでも約2万6000件の被害があったらしい。 農地の損壊は約8000カ所、農業用施設の被害は約9000カ所で確認されており、その中でコメやりんごなど農作物の被害はおよそ1万4000ヘクタールにおよび、被害額は106億円となっているとのことだ。台風19号の被害額は、浸水の被害が広範囲に及んでいる地域を中心に、今後、さらに増える見通しである(朝日新聞等報道情報より)。 このような台風も含めた異常気象による自然災害によって、多くの農地が河川氾濫などで被害に遭う事象が昨今増えている。その結果、高齢化し、後継者のいない農業生産者

                                                                  自然災害にもスマート農業は有効か?【渡邊智之のスマート農業コラム 第7回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                • 奈良市、「農業所得の向上」と「就農促進」をテーマにした連続講座&日帰りツアーを開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                  奈良市は、市内の農業生産者と新規就農希望者を対象にした新たな取り組みをスタートした。 地域農業の課題を解決 現在、奈良市では農業人口の減少や担い手不足、耕作放棄地の増加、市産農産物の販路拡大、農業生産者の所得向上などさまざまな課題を抱えているという。

                                                                    奈良市、「農業所得の向上」と「就農促進」をテーマにした連続講座&日帰りツアーを開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                  • 肥料高騰はいつまで続く? 国や自治体による肥料高騰対策支援事業まとめ | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                    JA全農は2022年6月から10月の秋肥について、前期と比べて最大94%価格を引き上げることを発表しました。これまでに経験したことがないとも言われる肥料の高騰はなぜ起こってしまったのでしょうか。 この記事では、肥料の価格が上昇している原因をお伝えしつつ、支援対策として国や自治体で行われている補助事業を紹介します。 肥料価格が高騰している理由 日本では、化学肥料の原料である尿素、りん酸アンモニウム、塩化カリウムのほとんどを海外輸入に頼っているため、国際情勢の影響を受けやすい状況にあります。2008年にも肥料の需要増加などを理由に肥料価格の高騰が起こり、一度は落ち着いたものの、2021年頃から再び肥料の原料価格が値上がりし始めました。そのような中で、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まり、さらに深刻化しているのが現状です。 ただし、今回の高騰の理由については、アンモニアや塩化カリウムの生産国上

                                                                      肥料高騰はいつまで続く? 国や自治体による肥料高騰対策支援事業まとめ | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                    • 天地人、アジアで初めて衛星データによるビジネスアイデアの国際コンテストで優勝 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                      地球観測衛星データを活用した土地評価エンジン「天地人コンパス」を提供する株式会社天地人は、衛星データを活用したビジネスアイデアを募集した国際的コンテスト「Copernicus Masters BayWa Smart Farming Challenge 2021」で優勝したことを発表した。 「Copernicus Masters」は、欧州委員会と欧州宇宙機関が主催するビジネスアイデアコンテスト。 衛星データを活用したビジネスに関する9つの賞が設けられており、各賞の受賞者にはESAのビジネス育成センターからの支援や協賛企業からの支援が受けられる権利が、総合賞の受賞者には賞金およびESAの衛星データにアクセスする権利が贈られる。 欧州最大の農業機関BayWa社と協業へ 同社の優勝は、ヨーロッパ最大の農業機関であるドイツのBaywa社が提示した「牧草管理」・「農業および園芸における初期の作物病害の

                                                                        天地人、アジアで初めて衛星データによるビジネスアイデアの国際コンテストで優勝 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                      • キャベツ栽培を「見える化」へ導く「クロノロジー型危機管理情報共有システム」とは?【生産者目線でスマート農業を考える 第9回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                        キャベツ栽培を「見える化」へ導く「クロノロジー型危機管理情報共有システム」とは?【生産者目線でスマート農業を考える 第9回】 こんにちは。日本農業サポート研究所の福田浩一です。 前回は、「ブロッコリー収穫機で見た機械化と栽培法との妥協方法」と題して、農業現場の機械化には栽培方法などの見直しが必要であることを紹介しました。記事公開後、ご興味を持たれた各方面の方々から連絡をいただきました。ありがとうございます。 今回は「クロノロジー型危機管理情報共有システム」をキャベツやレタスなどの生育情報に利用している、クラカグループの倉敷青果荷受組合をご紹介します。 「クロノロジー型危機管理情報共有システム」とは、クロノロジー(=時系列)に沿って記録していくだけで、「今」「どこで」「何が起きているのか」がリアルタイムに把握できるシステムです。災害対応やインシデント対応の場面ですでに多くの企業や官公庁・自治

                                                                          キャベツ栽培を「見える化」へ導く「クロノロジー型危機管理情報共有システム」とは?【生産者目線でスマート農業を考える 第9回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                        • スマート農業実現には「経営理念・事業ビジョン」が不可欠【渡邊智之のスマート農業コラム 第20回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                          2016年度に筆者が有識者として参画した農林水産省経営局の「農業経営におけるデータ利用に係る調査事業」において、「スマート農業」実践者のペルソナ(サービスを使う、もしくは使って欲しい最も重要なユーザーモデル)について検討をしてみようという議論が起きたことがあった。 しかしながら、各種調査の結果、気候や風土といった地域差や生産品目が多種多様で唯一のペルソナ像を作るのは困難だという結論に至ったことがある。 10年後の農業経営を想像する時代へ 私が唱えている次世代農業者(スマートファーマー)に求められる条件の一つとして、「5年後、10年後の自分の農業の姿がイメージできている」というものがある。 毎年、時期に応じたルーティンとして目の前の作業を日々こなすだけではなく、激変している時代を敏感に察知し、その変化に即した方向転換や規模拡大、事業承継(後継者育成等)の「経営理念・事業ビジョン」が存在してい

                                                                            スマート農業実現には「経営理念・事業ビジョン」が不可欠【渡邊智之のスマート農業コラム 第20回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                          • トプコン、トラクターに後付けできる自動操舵システムのエントリーモデルを発売 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                            自動操舵システムの開発などを手がける株式会社トプコンは、農業用トラクターや田植機など、すでに所有している農業機械に後付けできる自動操舵システム「XD/AGS-2-SET」を発売した。価格はオープン。 機能を省いて自動操舵に特化 「XD/AGS-2-SET」は、従来の自動操舵システムで標準搭載していた作業機を制御する機能等を省いた自動操舵特化型の普及モデル。複数の農業機械に使い回しできる特長はそのままに、自動運転に直接関係する機能のみを搭載している。 1つのシステムを使い回して複数の農業機械を自動化することが可能。 自動操舵システム「XD/AGS-2-SET」の内容 1.XDコンソール(7インチのディスプレイ) ・新ソフトウェア「HORIZON5」を搭載した小型で見やすいディスプレイ。 ・日中モード・夜間モードを切り替える機能付き。 ・受信機で取得した位置情報から圃場を自動選択。 ・1つの圃

                                                                              トプコン、トラクターに後付けできる自動操舵システムのエントリーモデルを発売 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                            • 日本農業新聞が電子版を創刊 速報記事などオリジナルコンテンツも公開 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                              株式会社日本農業新聞は、「日本農業新聞電子版」を2021年11月1日(月)に創刊した。購読料は月額2623円(税込)で初回登録時のみ初月分が無料。 株式会社日本農業新聞は、国内唯一の日刊農業専門紙「日本農業新聞」を発行する企業。 1999年1月以降の記事閲覧や切り抜きなどができる「日本農業新聞データベース」や農畜産物の市況価格を示した「netアグリ市況」、 農産物直売所情報誌「フレ・マルシェ」も発行している。 電子版では1日約70記事を公開 「日本農業新聞」は、農産物の市況や生産技術など農業関係者向けのニュースを専門に扱う日刊の専門紙で、今回創刊した「日本農業新聞電子版」には、過去30日分の記事を検索できる機能や過去7日分の紙面を閲覧できる機能、気になった記事を最大200件まで保存できる機能を備えている。 利用方法や申し込みなど詳細については、日本農業新聞が運営する公式ウェブサイトにある日

                                                                                日本農業新聞が電子版を創刊 速報記事などオリジナルコンテンツも公開 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                              • 水耕栽培と養殖の循環農法を実現する「アクポニハウス(おさかな畑)」が発売 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                                株式会社アクポニは、水耕栽培と魚の養殖を組み合わせた次世代型の循環型農法「アクアポニックス」を活用した生産設備「アクポニハウス(おさかな畑)」を発売した。 都市部でも魚の養殖&野菜の栽培が可能に 「アクアポニックス」とは、魚の排泄物を微生物が分解し、植物が栄養として吸収した後、浄化された水が再び魚の水槽に戻る仕組みを利用して農作物を栽培する次世代型の循環農法である。 同社が発売した「アクポニハウス(おさかな畑)」は、最新型の縦型水耕システムと養殖設備を立体的に組み合わせて使用する栽培施設。駐車場1台分程度のスペースで毎月最大1000株の栽培が可能で、以下3つの特長がある。 1.省スペース タワー型水耕栽培装置と床下に配置した養殖用水槽で省スペース・高収量を実現。 平段栽培と比較して1平方メートル当たり約7倍の収量が見込める。 2.生産設備一式・施工をパッケージ化 「アクアポニックス」に必要

                                                                                  水耕栽培と養殖の循環農法を実現する「アクポニハウス(おさかな畑)」が発売 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                                • 介護予防や認知症予防に「お米」がおすすめな理由【栄養士コラム】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                                  栄養士の堀口泰子です。 近年は平均寿命に対して、健康寿命という言葉に関心が高まっています。健康寿命とは、日常生活が健康上の問題で制限されずに暮らせる期間と定義されています。 健康寿命をのばすということは、介護の期間を短くすることになります。いつまでも若々しく元気に人生を楽しみたいものですね。 そんな健康を考える方の主食には、「ごはん(お米)」がおすすめです。今回は、お米を食べることで期待できる介護のリスク軽減についてご紹介します。 生活習慣病やフレイル予防になる 日本は戦後から食生活が豊かになり、長寿の国となりました。その一方で脳卒中や糖尿病など、生活習慣病が増加し、今や国民病ともいわれるほどです。介護のリスク軽減を考えるとき、まず生活習慣病の予防に取り組む必要がありそうです。 では、お米を食べることは生活習慣病の予防にどう役立つのでしょうか。 日本人の食の変化をエネルギー産生栄養素の摂取

                                                                                    介護予防や認知症予防に「お米」がおすすめな理由【栄養士コラム】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」