授業づくりのポイント ネット型ゲームは、ネットで区切られたコートの中で攻防を組み立て、得点を競い合う楽しさや喜びを味わうことのできる運動です。中学年では、ラリーを続けたりボールをつないだりして、易しいゲームをすることが課題となります。しかし、ボール操作とボールを持たないときの動きに特有のものがあり、苦手意識や抵抗感をもつ子供も少なくありません。 そこで本単元では、キャッチを取り入れた「キャッチソフトバレーボール」を紹介し、用具や規則、作戦を工夫したゲームを行い、ラリーが続く易しいゲームをつくっていくことができるようにします。 ここではキャッチをすることで、子供にとってボール操作の難易度を緩和することができます。また、ボールは、様々な重さの物から選んだり、風船を用いたりすることで、余裕をもってボール操作ができるようになることが期待できます。さらに、「味方どうしでパスをつなぎ、相手コートへ返球