借金200万円/無職/落ちこぼれの生き様 僕は昔っから躁と鬱と虚無、この3要素を膨らませながら、今日までとぼとぼ歩いて来ました。 社会性とやらがまるでない異常の民でございます。 ずっと孤独な日々の中、うじうじと底辺を彷徨って参りました。 それもあって過去10年、ラノベ作家だとかプロブロガーだとかゲーム実況者だとか、つまり顔を出さずに、半分匿名で隠れるように暮らしながら、「なんとか飯を食いたい!」と夢を見ていたのです。 一般社会から姿をくらまし、人間を辞めて幽体になりたい一心で。 「人間生活辞めたいです」症候群 そもそもが僕は、高校卒業の直後、携帯電話――ガラケーを完全リセットして、「僕を誰も知らない世界に行きたい……」と、逃避願望をぐんぐん高めてゆきました。 早くも18歳で、人生を半ば破り捨てたのです。 それゆえ、ちょっとした食事のお誘いを受けても、「爺さんが死にました。葬式なのです」とか