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ブラックホール連星の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 英と独の天文学者が、天の川銀河で新たな天体を発見

    イギリスやドイツの天文学者らが、太陽系のある天の川銀河において、通常のブラックホールよりも軽い天体を発見した。 最も重い中性子星か、軽いブラックホールか マンチェスター大学とボンのマックス・プランク電波天文学研究所の研究者らは、南アフリカにある 「MeerKAT 電波望遠鏡アレイ」を使用して、コルンバ(はと)座の南にある「NGC 1851」として知られる大きな星団を観察していたという。 その時、地球から4万光年離れた場所に、これまでにない天体を発見したそうだ。その天体の正体はまだ分かっていないが、これまでで最も重い中性子星か、最も軽いブラックホールである可能性があるという。 そしてこの天体は、ミリ秒パルサーと呼ばれる高速で回転する中性子星を、周回していることも明らかになったそうだ。 軽いブラックホールでも太陽の5倍 ミリ秒パルサーとは、1秒間に数百回も自転している中性子星で、中性子星は死ん

      英と独の天文学者が、天の川銀河で新たな天体を発見
    • 総質量が太陽の280億倍もあるブラックホール連星 ある問題解決への糸口となるかも?

      ほぼ全ての巨大な銀河の中心部には「超大質量ブラックホール」があると考えられていますが、その中には最大で太陽の数百億倍という途方もない質量を持つものがあります。こうしたブラックホールもより小さなブラックホールが合体して生じたと考えられていますが、そのメカニズムを考えると「合体しているはずのないブラックホールが合体している」という奇妙な矛盾に突き当たります。これは「ファイナルパーセク問題」と呼ばれています。 スタンフォード大学のTirth Surti氏などの研究チームは、ジェミニ北望遠鏡による観測データから、活動的な銀河「4C+37.11(B2 0402+379)」にある超大質量ブラックホールの性質を分析しました。その結果、4C+37.11の中心部にある超大質量ブラックホールは、総質量が太陽の280億倍であることを突き止めました。4C+37.11の中心部にあるブラックホール同士はお互いにわずか

        総質量が太陽の280億倍もあるブラックホール連星 ある問題解決への糸口となるかも?
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