11日、プロボクシングWBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔が2度目の防衛戦を行い、同級5位のタイ選手を7ラウンドでノックアウト。同級での世界戦3試合連続KO勝利を記録するとともに、同王座の防衛に成功した。 井岡は試合後のリング上で「僕がライトフライ級にいる限り、僕のスペースしか空いてない。この座は誰にも譲らない」と堂々宣言。過去にWBAミニマム級王者だったこともある井岡陣営は、年内にもフライ級にウエイトを上げて3階級制覇を目指す方針を明かした。日本史上最速のデビュー7戦目で世界のベルトを巻き、以降も順風満帆に見える井岡のプロキャリアだが、ファンの視線は意外にも冷ややかだという。 「試合後のインタビューには、思わず笑ってしまいましたよ。同じ階級にローマン・ゴンザレスがいることは、もう忘れたんですかね」(観戦したファン男性) ローマン・ゴンザレスとは、現在「WBA世界ライトフライ級スーパー王