こんにちは。ビッグデータマガジンの廣野です。 「使ってみたくなる統計」シリーズ、第2回目はアソシエーション分析です。 前回も名前だけは登場していましたが、念のため前回の話をおさらいすると、相関(英語ではcorrelation)ではなく、「商品Aを買っている人の65%が商品Bも買っている」という関連(英語ではassociation)を分析する手法です。 データマイニングの代表的な手法で、他にも「マーケット・バスケット分析」と呼ばれたりもしますが、ここで言う「バスケット」とは買い物カゴを意味しています。Amazon.comのようなECサイトで“買い物かご(バスケット)に入れた”ときのログデータを分析することから、このような名前で呼ばれることがあります。 ビッグデータの利活用で「データ間の相関関係を発見する」と言うとき、このアソシエーション分析を指していることが多いようです。良く知られた分析手法