17 世紀初めに Alimberto Mauri という偽名で書かれた 1604 年の超新星に関する論文「Considerazioni Astronomiche (天文学的な考察)」の著者がガリレオ・ガリレイであると確認されたそうだ (カフォスカリ大学のニュース記事、 Ars Technica の記事、 Medievalists.net の記事)。 この論文は長年にわたって偽名で書かれたと考えられており、出版当時からガリレオの偽名だと考える人がいた。しかし、これが証明されることはなく、唯一の証拠と考えられていたガリレオの署名入りの手紙が最近の研究で偽者と判定されてしまう。 ところが、これまで重要ではないと考えられていたガリレオのメモの中から証拠が見つかることになる。このメモはフィレンツェ国立中央図書館に収蔵されていたもので、さまざまな時期にさまざまな研究テーマについて書かれたメモを集めたも