フランスの外洋ヨットレースの登竜門として知られる、ひとり乗り大西洋横断ヨットレース「ミニトランザット」。次回スタートは2025年に予定されていますが、出場権利を得るための予選がすでに始まっています。予選とはいえ異常と言えるほどの人気で、300〜600マイルの外洋レースが毎週のように開催され、毎回約80艇のMINI6.50が出場しています。今回、ミニトランザットを目指す國米 創(DMG MORI セーリングアカデミー)から届いたレースレポートは、600マイルのふたり人乗り「ミニファストネット」です。信じられないことが起きたようですが、いったい?(BHM編集部) フランスの小さな港町ドゥアルヌネをスタートした國米 創とレミー・オウブロン。國米選手をはじめミニの選手は前週に約200マイルの「MAP」をフィニッシュしたばかりですが、ミニトランザット出場権利獲得(クオリファイ)のため疲れも知らず出場