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三宅泰雄の検索結果1 - 6 件 / 6件

  • トリチウムと水の理科・社会 【上】 - 児玉一八|論座アーカイブ

    トリチウムと水の理科・社会 【上】 天然でも人工でも、生成したトリチウムには何の違いもない 児玉一八 核・エネルギー問題情報センター理事 政府は4月13日、多核種除去設備(ALPS)処理水を約2年後に海洋放出する方針を決定した。この処理水には、浄化装置では除去できないトリチウム(水素3、三重水素)が含まれているが、これを含めた放射性核種を規制値(告示濃度比総和1以下)とし、運用目標まで希釈した後に放出するとしている。この問題に関する議論を進めていくためには、「理科」と「社会」の両面からトリチウムについて考える必要がある。(本シリーズは3回連載です) トリチウムとは何か 朝早く起きて飲む、コップ1杯の水は格別である。冷たく透き通ったこの水には、上空でできた天然起源トリチウムが含まれている。その数は、コップ1杯で5千万個ほどになる(*1)。ちなみに、涙1滴にも天然起源のトリチウムが1万4千個ほ

      トリチウムと水の理科・社会 【上】 - 児玉一八|論座アーカイブ
    • 「空気の発見」を読んだ - hogehoge diary

      Kindleでも買えるし、安いし、短いし、おもしろい。 https://www.amazon.co.jp/%E7%A9%BA%E6%B0%97%E3%81%AE%E7%99%BA%E8%A6%8B-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%89%E5%AE%85-%E6%B3%B0%E9%9B%84/dp/4044094314 雑多な感想 文章や内容からして、キッズ達に向けて書かれた本みたいだけど大人でも面白く読める。 「大気中の酸素と窒素の含有量はどんなもんか」とかは割とどうでもいい。それよりも、研究者達の健気さが魅力的だと思う。何百年前の人がどうやって研究を行っていていたか。今みたいにコンピュータもない時代に、研究に研究を重ね、時には命をかけて研究する科学者たちの本でし

        「空気の発見」を読んだ - hogehoge diary
      • ヒロシマの記録1963 3月

        1963/3/1 中学生時代広島の被爆者と文通を続けてきた富山市の丘山ひろみさんが広島県安芸郡海田町の阿部静子さんと8年目に対面 1963/3/1 日本原水協の安井郁理事長が記者のインタビューに答える。分裂の原因「政党の干渉が最大の問題だ。政党が参加し、介入してはいけないというのではない。しかし、各政党が自己の綱領実現の場にしようとする主導権争いは絶対に許せない。共産党が『あらゆる国の核実験反対』に同調できないのは立場としてわかるが、それを日本原水協の場で認められるかどうか分かりきったことだ」 1963/3/1 社会党系13団体が独自にビキニ・デー記念集会。全国集会に予定していた焼津市立南小学校の講堂での開催を市教委から「分裂、抗争する団体には貸せない」と断られたため、静岡市の公会堂ホールで約400人が参加し「原水爆禁止集会」開く 1963/3/2 ABCCで2年間被爆者調査に当たったエー

          ヒロシマの記録1963 3月
        • 日本パグウォッシュ会議ヒストリープロジェクト公開No.04、05「初期パグウォッシュ会議と日本グループ」(前編・後編)

          公開No.05 「初期パグウォッシュ会議と日本グループ」後編 【公開日】2017年3月5日 【再生時間】約5分 【証言】 小沼通二(慶応大学名誉教授) 【構成、解説、インタビュアー】 黒崎 輝(福島大学准教授) 【制作協力】 高原孝生(明治学院大学教授) 【企画・制作】 日本パグウォッシュ会議ヒストリープロジェクト ​ 1957年8月にカナダのパグウォッシュで開催された科学者会議の成功を受け、パグウォ ッシュ会議は誕生した。バートランド・ラッセル(BertrandRussell)を議長とする継続委員会が発足し、東西の垣根を超えて科学者が世界の諸問題について討議するための国際会議が継続的に開催されるようになった。パグウォッシュ会議が5周年を迎えた1962年までに10回の国際会議が開かれ、その後の活動の礎が築かれた。 以後、5年を1期(quinquennium)として日標や活動、運営体制を見直

            日本パグウォッシュ会議ヒストリープロジェクト公開No.04、05「初期パグウォッシュ会議と日本グループ」(前編・後編)
          • ノーベル化学賞・吉野彰氏の原点となった本『ロウソクの科学』が重版へ

            ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ノーベル化学賞の受賞が決まった吉野彰(よしの あきら)氏が「化学への興味の原点」として挙げた書籍『ロウソクの科学(著者:ファラデー)』が注目を集めています。 ロウソクの科学 旭化成名誉フェローの吉野氏はリチウムイオン電池に関する研究開発の功績がたたえられ、ノーベル化学賞の受賞が決まっています。 そんな吉野氏が「小学校の先生の勧めで読んだ」と名を挙げたのが『ロウソクの科学』。1本のロウソクを用いて科学と自然、人間との深い交わりを伝えようとする書籍です。インタビューでこのエピソードが語られると書店に問い合わせが相次ぎ、KADOKAWAでは報道後の累計重版が7万部を突破しました。 7万部の内訳は、角川文庫版の『ロウソクの科学(520円)』が4万部、角川つばさ文庫版の『ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科(680円)』が3万

              ノーベル化学賞・吉野彰氏の原点となった本『ロウソクの科学』が重版へ
            • 吉田尚弘名誉教授が三宅賞を受賞

              東京工業大学 地球生命研究所 特任教授の吉田尚弘名誉教授が2020年度日本地球惑星科学連合学術賞(三宅賞)を受賞しました。三宅賞は、1954年のビキニ事件をきっかけに、海域や大気の放射能汚染を調査し危険性を訴えた三宅泰雄博士(1908~1990年)が設立した「地球化学研究協会」が1972年に創設したものです。環境だけでなく、地学や海洋、宇宙など地球化学分野の研究で優れた研究者が毎年表彰されてきました。2018年からは公益社団法人日本地球惑星科学連合(JpGU)に移され、JpGUの年齢制限のない唯一の学術賞として、地球惑星科学に関わる物質科学の分野において、新しい発想によって優れた研究成果を挙げ、国際的に高い評価を受けている個人を隔年で原則1件、表彰しています。 JpGUは1990年に本学で開催された第1回地球惑星科学関連学会合同大会の事務局を母体として、2005年に設立されました。地球惑星

                吉田尚弘名誉教授が三宅賞を受賞
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