今回の実例は、米国の政府系機関の文書より。 豪華客船「プリンセス・ダイヤモンド」のことは先日書いた通りである。今回の実例は、この船で行われていた「検疫」についての米CDCの文書(の一部)だ。 CDCはCenters for Disease Control and Preventionの略語で、「アメリカ疾病管理予防センター」のこと。米国の保健福祉省所管の感染症対策総合研究所である。所在地はジョージア州アトランタ。ここがどういう存在かというと、「本センターより勧告される文書は、非常に多くの文献やデータの収集結果を元に作成・発表されるため、世界共通ルール(世界標準)とみなされるほどの影響力を持ち、実際に日本やイギリス等でも参照・活用されている」(下記ウィキペディアより)。詳細はウィキペディア参照。 ja.wikipedia.org そのCDCが、米国人乗客が一部を残して船から引き上げて米国へ帰