[6.15 関東大学L1部第9節 明治大2-2筑波大 味フィ西] 掴みかけていた勝利がするりとこぼれ落ちた。J1で首位を走るFC町田ゼルビアを相手にジャイアントキリングを起こした天皇杯から中2日。明治大との天王山を迎えた筑波大は、1点を先制されて迎えた前半36分にセットプレーのこぼれ球をDF池谷銀姿郎(2年=横浜FCユース)が蹴り込んで同点。さらに後半1分にはDF安藤寿岐(3年=鳥栖U-18)が逆転弾を蹴り込んで試合をひっくり返していた。 しかしラストプレーとなった後半アディショナルタイム4分にMF島野怜(3年=仙台育英高)に同点弾を決められてドローに持ち込まれた。勝ち点差は3のまま。ただ「気候が暑くなって難しいゲームの中で逆転するところまではよくやった」と評価した小井土正亮監督は、「ロッカーではこういった試合をしていたら優勝できないぞと引き締める声も多かった。繰り返さないように次に活かし