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佐和子 名前の検索結果1 - 1 件 / 1件

  • 台東区竜泉の街角にて : グローバリゼーション研究所のブログ

    12月13 台東区竜泉の街角にて 2016年12月12日 〖プロロ-グ〗 ・樋口一葉は24歳6ヵ月の短い生涯の間に22の短編と40数冊におよぶ日記と4千首を超える和歌の詠草を残した。龍泉寺町(現在:竜泉)は、一葉はわずか10ヵ月住んだだけであり、作品は2つ(琴の音/花ごもり)しか書かず、それも会心作は生み出せなかった。しかし、竜泉寺町の生活苦の経験は、後の『たけくらべ』などの傑作を生みだす力となった。 ・明治27年5月1日、竜泉寺町から丸山福山町に引っ越した。一葉の終焉の地となった丸山福山町の自宅は、これまでの控え目な一葉にかわって、明治の有力な文士たちのサロンのようになっていた。島崎藤村、幸田露伴、斎藤緑雨、横山源之助、川上眉山、馬場孤蝶、平田禿木などの面々が入れ替わり訪れている。彼らが異口同音に一葉のことを洒脱で皮肉でウィットがあるとの一葉評である。 ・この変化は、龍泉寺町などでの生活

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