複雑なプログラムを書いてしまうのを避けるために、if 文の else を避ける制約を設けてプログラミングしてみましょう、というアプローチがあります。これはあくまで、ThoughtWorks アンソロジーに書かれていた、ある種のプログラミング思考のトレーニング方法のひとつにすぎないものです。 しかし、権威だからか、あるいは、あまりコードを書かない人がわかりやすいと感じるからか、プロダクションコードの規約に使おうとする誤った考えがあります。そんなことをすると、コード品質は下がります。 else 禁止制約というのは、「これまで if-else で記述していた多くのコードは、実は、生成するオブジェクトの多態性によって、分岐の前倒しが可能になるものだったのか」という認識を得られれば、すぐに忘れるべきルールです。 ある実在の OSS コードを例に説明します。 https://github.com/xr
「Contact Form 7」はお問い合わせフォームが作成できる、WordPressの定番プラグインです。今回紹介する「Contact Form 7 Conditional Fields」は、Contact Form 7をカスタマイズして条件分岐を追記できるプラグインです。 例えば、お問い合わせフォームの中に設置された「資料の送付を希望しますか」という質問に「はい」と答えた場合のみ住所記入欄を表示する、といった使い方ができます。実用性が高めなフォームなので、ご利用の方は本稿の解説をご参考ください。 インストール方法 WordPressの管理画面から、「プラグイン」→「新規追加」と進み、「Contact Form 7 Conditional Fields」を検索します。もしくは、下記ボタンからダウンロードします。インストールしたら、有効化します。 プラグイン公式ページ 当然のことながら、こ
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