並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 3 件 / 3件

新着順 人気順

副作用 英語での検索結果1 - 3 件 / 3件

  • 有田芳生×藤井誠二『誰も書かなかった統一教会』刊行トーク - 集英社新書プラス

    安倍元首相銃撃事件から2年。 統一教会問題に対する新たな「空白=無関心」が生まれている。 だが、これまで報じられたのは問題のごく一部にすぎない。 安倍晋三元首相の銃撃事件から2年。事件の発端となった統一教会に関する報道は減っており、事件は忘れ去られようとしている。教団と与党政治家の癒着、被害者救済などの問題は、実はほとんど解決されていない。 教団を40年にわたって取材し続け、名誉毀損訴訟を起こされながらも勝訴、5月に『誰も書かなかった統一教会』を上梓して、教団の驚くべき実態を明らかにした有田芳生氏が、ノンフィクション作家藤井誠二氏を聞き手に刊行記念イベントで語った。新たな「空白=無関心」は禍根を残す! 警鐘のメッセージ。 統一教会に「いやがらせ訴訟」をされたが勝訴 藤井 (2024年)3月12日、統一教会からのスラップ訴訟*1に関して、ようやく教団側の請求が棄却され、有田さんの勝訴で終わり

      有田芳生×藤井誠二『誰も書かなかった統一教会』刊行トーク - 集英社新書プラス
    • 希望と分断のお薬 | 一番身近な物体

      駒沢典子さんとナルコレプシーとのつきあいは、もう40年以上になります。ナルコレプシーとは睡眠障害の一種で、時と場所を選ばず強烈な眠気に襲われ、1日に何回も眠り込んでしまう病気のこと。駒沢さんは小学校高学年ころに発症しましたが、なかなか病気だとは理解されず、高校生になってようやく診断がおりました。 しかし、「眠くなること」は、駒沢さんが抱えているさまざまな症状のうちのひとつでしかありません。感情が揺れ動くと筋力が脱力してしまう「情動脱力発作」や、夜中に目が覚めて食欲を抑えられなくなる「過食」、さらに代謝の低下からくる「肥満」や「糖尿病」、「体温調節の不具合」など、現在進行形でいくつもの症状を抱えています。 興味深いのは、ひとくちに症状といっても、それによってもたらされる苦労は一様ではない、ということです。身体的には苦しくないのに社会の無理解が原因で苦労が生じている症状もあれば、直接的な苦痛を

        希望と分断のお薬 | 一番身近な物体
      • 「深い河」。 - 言葉と記憶の小径。

        ■ 英語でベナレス、ヒンドゥー語ではバラナシという。首都デリーから南東に約82キロ。ヒンドゥー教最大の聖地であり、インド各地から年間100万人を超える巡礼者が訪れる。 街を流れるガンジス河畔は「大いなる火葬場」として知られ、1日に100体近い遺体が金銀の艶やかな布にくるまれ、河岸に点在する火葬場へと運ばれる。遠藤周作は「深い河」の中で「ガンジス川は指の腐った手を差し出す物乞いの女も殺されたガンジー首相も同じように拒まず一人一人の灰を飲み込んで流れていきます」と書いている。 ■ 生も死も一緒に野ざらしにされるようなこの地を旅をしたことがあった。最初の旅は、19歳の夏。ムンバイ(当時はボンベイといった)、オーランガバード、デリー、カジュラホを経由して、最終目的地のバラナシの手前100キロほどの小村にたどり着いた。 この国の街はどこも、すべての生き物の希望を奪うような渇きに支配されている。ターメ

          「深い河」。 - 言葉と記憶の小径。
        1