直近で出ている報告としては、以下の2点が重要になりますね。 ①クリーンアップをしっかりすれば、中葉を避ける必要はない(Lung誌:以下参考記事) ②低肺機能でもそこまで躊躇しなくてよい(今回) 参考記事:右中葉の気管支サーモプラスティは可能 Langton D, et al. Safety and effectiveness of bronchial thermoplasty when FEV1 less than 50 Chest. 2019 Sep 13. pii: S0012-3692(19)33753-5. 背景: 気管支サーモプラスティ(BT)のランダム化比較試験は、ベースラインの予測1秒量が50%を超える患者を対象としている。ゆえに、重度の気流閉塞がある患者のデータは不足しており、BTを受ける患者からこういった重症例は除外される。この研究の目的は、予測1秒量が50%未満の大規模