「火中の栗を拾う」ということわざがありますが、どう見ても危険な行為のように感じられます。危険に見合うだけの価値が栗にあればよいのですが、そうでなければやめたほうがよいのではないでしょうか。この記事では、「火中の栗を拾う」の意味と由来や類語のほか、例文も紹介しています。 「火中の栗を拾う」の意味は”他人のために危険を冒すこと”「火中の栗を拾う」の意味は、“他人の利益のために危険な行動をとること”です。火中の栗とは火にくべられた栗のことで、おいしそうに焼けています。 けれども火の中にある栗はいつはじけるか分からず、拾おうとすれば大火傷を負うかも知れません。そんな危険を冒してまで栗を拾おうとするのですが、その栗は自分が食べるのではなく、他人が食べるのです。 つまり「火中の栗を拾う」ことで得られた利益や成果は、自分のものにはなりません。したがって、「火中の栗を拾う」ということわざにおいては、他人の