健二(17歳)は、いつものように朝の目覚まし時計に起こされ、布団から起き上がった。 しかし、体の感覚がいつもと違う。 鏡の前に立つと、映っていたのは自分の母親、美咲(45歳)の顔と体だった。 「これ、どうなってるんだ?」健二は混乱しながら自分の体を見つめた。 細い腕、豊かな髪、そして女性らしい曲線が目に入る。 体の動きがぎこちなく、手のひらで髪を触れるたびに柔らかさを感じた。 「落ち着け、落ち着け…」健二は自分に言い聞かせながら、制服を着ようとした。 しかし、自分の制服はサイズが合わず、仕方なく美咲のクローゼットから昔着ていたであろう制服を取り出した。 制服のスカートとブラウス、ブレザーを身につけると、体の動きにまだ慣れない自分に苦労しながらも、どうにか学校に行く決意を固めた。 学校に着いた健二は、自分が母親の体になっているのをみんなに見られ、クラスメイトたちが驚きの表情を浮かべていた。