まずはオーバーシュートの予防が肝心 新型コロナウィルスの感染者が爆発的に増えた時の医療崩壊を避けるために緊急事態宣言が全国に発令されました。今、感染症専門家が1番恐れるのは医療機関が壊滅的なダメージを受けるオーバーシュートで、なんとしても阻止する必要があるのは充分理解できます。しかし、不幸にもオーバーシュートが起こった時にはどうすればよいのでしょうか? まずは受け入れ先を増やすこと 大都市圏では新型コロナウィルスの感染者で無症状や軽症の方はホテルや自宅などで隔離するようになりました。自宅での隔離に関しては一人住まいの方は食事などの手配が大変でしょうし、家族のいる方は感染のリスクがあるのでホテルなどに滞在するほうが良いと思います。 大阪では十三市民病院を丸ごとコロナ感染症病院にする計画が進んでいます。そこでは中程度の患者さん、具体的には呼吸困難があり、酸素投与が必要、しかし、人工呼吸器までは