安藤貞雄は『英語教師の文法研究』(1983)で「8文型理論」を提唱していますが、ここでは「5文型」「7文型」ではSVCと分析される文型をSVCとSVCAの2つの文型に分類しています。これはI am afraid of dogs.やJohn is aware of the difficulty.といった文章において、afraid, awareなどの形容詞は常に主語と前置詞の目的語の両方を要求する「2項形容詞」であることから、be afraidなどを動詞+補語、of+名詞句を義務的な要素であると分析したわけです。