A. 課金ユーザー獲得コスト(CAC)は約11万円。 回収期間は約37ヶ月。今日は、12月7日に東証マザーズへの上場を発表した、会計や人事労務ソフトサービスを展開しているfreeeのSaaSビジネスとしての詳細を見ていきたいと思います。 フリー株式会社新規上場申請のための有価証券報告書 2019年6月期の1年間で見ると、売上は約45億円、経常損失は約28.5億円となっています。 2019年7月から9月の四半期で見ると、売上は約15億円、経常損失は約4.9億円となっており、まだ赤字が続いている状態です。 2018年6月期の年間売上が24億円でしたので、1年間で売上は約2倍に増えていることになります。赤字幅が前年同期の約34億円から約28億円へと減少してきていることもプラスの材料かもしれません。 株主名簿: SaaSスタートアップは希薄化しやすいと言うけれど...SaaSビジネスは一般的に大量