この1年で10キャップを得た。 ワールドカップ(以下、W杯)の舞台にも立ち、日本代表指揮官が代わっても同じように起用されるのは、誰からも信頼されるからだ。 8月のゲストはラグビー日本代表の長田智希(おさだ・ともき)。24歳と若いが、浮ついたところがない。落ち着いたトークが印象的だ。 (写真、右から長田智希。藤島さんが着るTシャツは、昨年のW杯時、フランス・トゥールーズの変人集結のレコード店で購入したもの) テストマッチ3試合を含む、今夏の「リポビタンDチャレンジカップ2024」5試合、すべてに先発で出場した。背負った背番号は11、12、13。ミッドフィールドでもアウトサイドでも、自分に与えられた役割を果たせる人だ。 本人は「ボールを受けた時に相手との距離が少しある13番(CTB)が好き」と話す。 エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ(以下、HC)が目指す「超速ラグビー」の中で求められるのは、