今回は、予想を超える展開や緻密な伏線が張り巡らされた「どんでん返し・伏線回収がすごい小説60選」をご紹介します。ミステリーやサスペンス、ファンタジーといったジャンルから、読者の予測を裏切る衝撃の結末や巧妙に張られた伏線が回収される物語を厳選しました。思わずページをめくる手が止まらなくなる、スリリングで圧倒的な展開を味わえる作品ばかり。最後の一行まで気が抜けない、あなたを驚かせる一冊がきっと見つかるはずです。 1.『容疑者Xの献身』(東野圭吾(著)/文藝春秋) <コメント> ・天才数学者の石神という高校教師が、隣の部屋の女性に好意を持つが、その女性は殺人を犯す。その変異に気づき完全犯罪の計画を立てしまった石神は、数学者の湯川教授の友人であったという、どんでん返しに驚きました。また、冷静沈着に事件の真実を解明する湯川教授の至誠にも驚嘆しました。すごい小説です。(女性・60代) ・人間ドラマとし