こんにちは。ディレクターのむむです。 今回は無相関検定のおはなしです。 もうよくわかんないよ! 統計を勉強するたびにそんな気持ちになりますが、なんとなく「数字を見極める統計入門」を一つずつ読んでいくと、なんとなくわかってきた! という希望が見えてくる気がします。 不思議です。(これが学ぶことの喜び…!) 気を取り直して、無相関検定をするにあたって必要な母集団と標本についてお話していきたいと思います。 無相関検定って? 無相関検定とは、「ある標本の相関係数を求めた際に、その相関係数に意味があるのかどうかを決めること」です。 帰無仮説 数字に意味があるか知るためには差を知ることが必要となり、差を知るには基準が必要ですよね。無相関検定ではまずはじめに、「帰無仮説」という仮定を立てます。 帰無仮説とは母集団の相関係数が0(ゼロ)であると仮定します。 もし、この帰無仮説が否定されれば、その反対である